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カブス今永今季2勝目、オリオールズ菅野はメジャー初白星を獲得!MLBでの日本人選手の活躍(4/4~7)

各地で熱戦が繰り広げられるメジャーリーグ。連勝に歓喜するチームもあれば、早くも借金に苦しむチームも出てきている。早くも今季2勝目を上げたカブスの今永昇太やメジャー初白星を飾ったオリオールズの菅野智之など、勝利を勝ち取った投手の活躍が目覚ましい。他にも、メジャーでの活躍が有望視されているドジャース・佐々木朗希の好投など、日本人選手が活躍したメジャーオープン戦の試合をピックアップして振り返る。※トップ画像出典/Pixabay

아이콘 왕국 아이콘KING GEAR 편집부 | 2025/04/11

ドジャース連勝止まるも大谷・3試合連続安打達成

2025年4月5日(日本時間)
フィラデルフィア・フィリーズ 3-2 ロサンゼルス・ドジャース (シチズンズ・バンク・パーク)

開幕から連戦連勝と勢いが止まらないドジャース。先発に山本由伸を起用し、フィリーズとの初戦に臨んだ。1回、3塁への盗塁を刺すために投げた球が大きく外れそのままランナーはバックホーム。山本の悪送球で、フィリーズに先制点を許してしまう。しかし、立て直した山本はその後追加点を許さず、合計97球を投げ、6イニングを1失点5三振3安打3四球という成績でマウンドを降りた。結果的に黒星となってしまったものの、投球の内容としては上々の成績だ。

大谷翔平は1番・DHでスタメン出場。第4打席の8回に、ライト前へ痛烈なヒットを放ち1塁へ。打線が続かず、得点には至らなかったものの、大谷は3試合連続安打を達成した。惜しくも1点及ばず3-2でフィリーズの勝利となったこの試合、大谷は4打席1安打という成績で試合を終えた。

カブス・今永好投!7.1イニングを投げ白星投手に輝く

2025年4月5日(日本時間)
シカゴ・カブス 3-1 サンディエゴ・パドレス(リグレー・フィールド)

開幕以来7連勝中と絶好調のパドレス。カブスは先発投手に今永を起用し、マウンドに送った。初回から8打者を連続で打ち取るなど、幸先のいいスタートを切る。しかし、3回表パドレスのマーティン・マルドナードに、今季初となるソロホームランを打たれる。1回に得た先制点に追いつかれ1-1とゲームは振り出しに戻った。味方陣の援護を受けながら、今永は安定した投球を披露し好投。7.1イニングを投げ、ファンの歓声に包まれながらマウンドを降りた。一方パドレスは、5回2アウト満塁の場面で松井裕樹がリリーフ登板。タイムリーヒットやエラーによって勝ち越しを許したものの、自責点は0。防御率は0.00のままとなった。試合は3-1とカブスの勝利。パドレスの連勝を7で止め、今永は今季2勝目の白星をあげた。

佐々木4イニング好投とコントロールも安定

2025年4月6日(日本時間)
ロサンゼルス・ドジャース 3-1 フィラデルフィア・フィリーズ(シチズンズ・バンク・パーク)

前日、連勝を止められたドジャースは勝利へ巻き返しを図る。期待を背負う佐々木は先発として登板。4イニングとメジャーでの自己最長登板を記録し、1失点3安打2四球4三振という上々の成績を収めた。ストライク率はカブス戦が44.6%、タイガース戦が52.4%、そして今回のフィリーズ戦が60.2%と、登板を重ねる毎にコントロールが安定してきているのがわかる。今試合のフォーシームのゾーン内投球率は71%。過去の登板では47.1%とフォーシームのコントロール率が格段に上がってきている。まだ佐々木のメジャー人生は始まったばかり。面目躍如の活躍に期待は膨らむばかりだ。

菅野が5.1イニングを投げメジャー初白星!

2025年4月6日(日本時間)

ボルチモア・オリオールズ 8-1 カンザスシティ・ロイヤルズ(カウフマン・スタジアム)

気温が7℃と厳しい寒さの中、ロイヤルズのホームグラウンドで菅野の投球が冴えに冴えた。オリオールズは、菅野を先発として起用。この試合5.1イニングを投げ、1失点4奪三振1四球という安定したピッチングを披露した。5回にボビー・ウィットJr.にソロホームランを浴びるも、その後得点を許さず、ロイヤルズ打線を抑えた。手もかじかむ中で最速約149km/hを記録。菅野が得意とする6つの球種を投げ分け、打線を翻弄した。

試合は、オリオールズ打線が12安打8得点と爆発し、前日の敗戦を払拭した。これで対ロイヤルズ戦3連戦で1勝1敗とタイに戻し最終戦を迎える事となった。メジャーリーグデビューから数日での白星を上げた菅野。今後オリオールズが勝利を引き寄せるキーパーソンとなるか、注目だ。

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