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混沌とするセ・リーグ、首位と最下位に差が出てきたパ・リーグ【注目の試合をピックアップ】

開幕してまだ間もないが、セ・パ両リーグで徐々に順位に変化が起きている。開幕戦を任されたエースたちが再登板する注目のカード。チームに勢いをつけるためにも大事な試合が続く。今回は、阪神とオリックスに注目して振り返る。※トップ画像出典/Pixabay

아이콘 왕국 아이콘KING GEAR 편집부 | 2025/04/11

今季初の“伝統の一戦”!引き分けを挟んで3連敗中の阪神が巨人を3タテ

4/4

巨人 2 - 7 阪神
勝 村上頌樹(2勝0敗0S)
敗 戸郷翔征(0勝1敗0S)

ヤクルト 1 - 1 中日

広島 8 - 2 DeNA
勝 森下暢仁(1勝1敗0S)
敗 石田裕太郎(0勝1敗0S)

4/5

巨人 3 - 4 阪神
勝 富田蓮(1勝0敗0S)   S 岩崎優(0勝0敗3S)
敗 赤星優志(1勝1敗0S)

ヤクルト 2 - 0 中日
勝 ランバート(1勝0敗0S) S 石山泰稚(0勝0敗1S)
敗 松葉貴大(1勝1敗0S)

広島 8 - 7 DeNA
勝 森浦大輔(1勝0敗0S)
敗 山﨑康晃(0勝1敗1S)

4/6

巨人 0 - 1 阪神
勝 門別啓人(1勝1敗0S)  S  岩崎(0勝0敗4S)
敗 石川達也(1勝1敗0S)

ヤクルト 5 - 6 中日
勝 メヒア(1勝1敗0S)   S 松山晋也(0勝0敗3S)
敗 小澤怜史(0勝1敗0S)

広島 7 - 6 DeNA
勝 森翔平(2勝0敗0S)   S 栗林良吏(0勝0敗2S)
敗 平良拳太郎(1勝1敗0S)

今季初の“伝統の一戦”。引き分けを挟んで3連敗中の阪神が、首位巨人の本拠地に乗り込んでの3連戦となる。

初戦は、村上と戸郷という開幕投手同士の対決。試合は初回から動く。先頭打者の近本光司、中野拓夢の連打でノーアウト1・3塁とし、4番森下翔太の犠牲フライで阪神が先制。しかしその裏の巨人も、若林楽人がツーベースヒットから吉川尚輝にタイムリーが生まれすぐさま同点に追いつく。試合が再び動いたのは3回表。中野のヒットと盗塁でチャンスを作ると、大山悠輔のタイムリーで勝ち越し。前川右京のツーベース、木浪聖也もフォアボールで続くと、8番坂本誠志郎にもタイムリーが出て追加点をあげた。その裏の攻撃で戸郷は代打を送られ、エースがまさかの3回での降板となった。一方リードを受けた村上はテンポよく投球を続ける。そのまま迎えた7回表、フォアボールとヒットで2アウト満塁のチャンスをつかむ。ここで満塁で驚異的な打率を誇る木浪を迎えると、レフト方向へ走者一掃となるタイムリーヒットで6-1に。期待を裏切らない木浪の試合を決定づける一打となった。佐藤のタイムリーも飛び出し、この試合は阪神が7-1で快勝。村上は7回5安打1失点の好投で、開幕から2連勝を飾った。

第2戦は、富田蓮と赤星優志の先発でプレイボール。1回表、2アウトから佐藤の放った打球はレフトスタンドへのホームラン。昨日に続き阪神は初回に幸先よく先制した。しかし、この日もすぐさま岡本和真のタイムリースリーベースで同点に。同点で迎えた3回表、先頭の坂本がヒットで出塁するも富田がバントを失敗し嫌な流れに。しかし続く近本が初球を捉え、ライトスタンドへ勝ち越しの2ラン。流れを一気に引き戻した。8回表には、佐藤がこの日2本目のアーチで点差を広げる。9回裏、岡本の2ランで1点差に詰め寄られたが、反撃もここまで。4-3の接戦を制し巨人に連勝となった。阪神の富田は5回68球3安打1失点。富田の後も阪神のリリーフ陣が踏ん張った。

第3戦は、20歳の門別啓人と石川達也の投げ合い。先制のチャンスが回ってきたのは阪神。4回表、中野、森下の連続フォアボールや大山のチーム初となるヒットで2アウト満塁に。ここで前川は焦らず見極め押し出しのフォアボールで1点を先制。結果的に、この1点が決勝点となり阪神が息の詰まるような投手戦を制した。門別は6回途中5安打無失点。石川は阪神打線を1安打に抑えるも打線の援護に恵まれなかった。阪神はこのカード3連勝。セ・リーグの単独首位に立った。

オリックスの勢いが止まらない!連勝で単独首位に

4/4

日本ハム 3 - 4 オリックス
勝 宮城大弥(1勝0敗0S)   S マチャド(1勝0敗2S)
敗 山﨑福也(0勝1敗0S)

ロッテ 1 - 3 楽天
勝 早川隆久(1勝0敗0S)   S  則本昂大(1勝0敗2S)
敗 田中晴也(0勝1敗0S)

ソフトバンク 0 - 6 西武
勝 今井達也(1勝1敗0S)
敗 有原航平(0勝2敗0S)

4/5

日本ハム 1 - 11 オリックス
勝 九里亜蓮(1勝0敗0S)
敗 金村尚真(1勝1敗0S)

ロッテ 1 - 0 楽天
勝 小島和哉(1勝0敗0S)   S  ゲレーロ(1勝1敗1S)
敗 江原雅裕(0勝1敗0S)

ソフトバンク 3 - 6 西武
勝 隅田知一郎(1勝0敗0S)
敗 ヘルナンデス(0勝1敗0S)

4/6

日本ハム 4 - 6 オリックス
勝 山﨑颯一郎(1勝0敗0S)  S マチャド(1勝0敗3S)
敗 バーヘイゲン(1勝1敗0S)

ロッテ 0 - 5 楽天
勝 古謝樹(1勝0敗0S)
敗 ボス(0勝1敗0S)

ソフトバンク 11 - 1 西武
勝 上沢直之(1勝0敗0S)
敗 渡邉勇太朗(0勝1敗0S)

注目のカードは、日ハム対オリックス。第1戦は山﨑と宮城の先発で投手戦も予想されたが、試合は序盤から動く。3回表、2アウトランナー3塁で2番の太田椋がレフト前へタイムリーヒットを打ちオリックスが先制。西川龍馬、杉本裕太郎にもタイムリーヒットが出て、この回オリックスは3得点し序盤の主導権を握る。日ハムの反撃は4回裏、5番レイエスが宮城の甘く入ったスライダーをジャストミート、左中間へ第2号となるソロホームランを放つ。また6回裏には、現役ドラフトでソフトバンクから移籍した吉田賢吾が外角高めをうまく打ち込み、ライトスタンドへ第2号となるソロホームランで1点差とする。追い上げムードに待ったをかけたのはこの試合7番に入っていた頓宮裕真、2番手松岡洸希からレフトへホームランを放ち貴重な追加点を挙げた。その後、日ハムの反撃を1点で抑えオリックスが接戦の初戦をした。

第2戦目初回から試合が動いた。日ハムの開幕投手金村にオリックス打線が牙をむく。先頭バッターの福田周平がセンター前ヒットで出塁すると、西川もヒットを打って1アウト1・3塁とし、4番杉本がきっちり犠牲フライでオリックスが先制。5番頓宮は外角への変化球をうまくとらえ、左中間へ2試合連続の2ランホームランでこの回3得点。その裏、日ハムの3番万波中正が内角へ甘く入った変化球をうまくすくい上げレフトへソロホームランを放つ。しかし、オリックスは中盤終盤と効果的に得点を重ね、終わってみれば16安打11得点と、大量得点で勝利を収める。先発の九里は移籍後うれしい1勝となった。

第3戦バーヘイゲンと髙島泰都の両先発でプレイボール。1回裏、投手と野手2刀流の矢澤宏太が高めストレートをフルスイング、ライトスタンドへ第1号のソロホームランを叩き込み、この3連戦初めて日ハムが先制する。両チーム得点を重ね4対2で日ハムリードの6回表、頓宮、オリバレスの連続ヒットで2アウト1・2塁とし7番中川圭太が2球目、甘く入ったスライダーをレフトスタンドへ値千金の3ランホームランを放ち逆転に成功する。その後オリックスは小刻みな継投。最終回をマチャドが簡単に抑え3セーブ目を挙げ、オリックスの3連勝で幕を閉じた。このまま勢いに乗って連勝を重ねるのか注目だ。

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