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【J1第7節】アディショナルタイムに劇的な展開!新潟はリーグ戦初の勝利をつかむことができたのか

2025年3月29日、デンカビッグスワンスタジアムでアルビレックス新潟 vs ガンバ大阪が行われた。今季リーグ戦では3分3敗で19位に沈む新潟だが、20日にはJリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド1回戦にて、J3のヴァンラーレ八戸にPKで勝利。この勢いそのままに、リーグ戦でも初白星を挙げたいところだ。2023年のJ1昇格以降、未勝利のG大阪相手にホームアドバンテージを活かしてどんな戦いを見せるのか、注目の一戦を振り返る。※トップ画像出典/Pixabay

아이콘 왕국 아이콘KING GEAR 편집부 | 2025/04/14

新潟は初勝利を目指して先発を5人変更、G大阪ファン・アラーノが今季初先発

FIFAインターナショナルマッチカレンダーを挟んだことで、J1リーグは2週間ぶりの開催となった。ホームゲームとなる新潟の先発は、前節の町田戦から5人を変更。ルヴァンカップ1回戦で活躍を見せた、FW小見洋太とDF千葉和彦がスタメン入り。さらに、負傷明けのFW小野裕二がゲームキャプテンとして今季リーグ戦初先発となった。フォーメーションはカウンターアタックを仕掛けやすい4-4-2で挑む。一方のG大阪は、前節の横浜FM戦から先発2人を変更。MF美藤倫が3試合ぶりの出場、MFファン・アラーノは今季初先発。ルヴァンカップで得点を挙げた日本代表経験もあるFW宇佐美貴史は、ベンチからのスタートとなった。フォーメーションは中盤に厚みを持たせる4-2-3-1。1トップにはFWイッサム・ジェバリが入った。

両チーム前半から一歩も譲らず、激しい攻防戦

試合序盤の前半18分、主導権を握っていた新潟に最初の決定機が訪れる。GK藤田和輝からパスを受けたDF舞行龍ジェームズがドリブルで上がり、小野にパスを出す。即座にファーストタッチで抜け出すと、ファーサイドへクロスを上げ、MF長谷川元希がヘディングで合わせて今季3点目。新潟が完璧な形で先制点を奪った。G大阪は33分、ハーフウェーライン付近でボールを奪うと、ファン・アラーノがペナルティーエリア内のジェバリへとスルーパス。ジェバリがペナルティーエリア中央からシュートを放つが、GK藤田にセーブされる。しかし43分に再びチャンスを迎える。DF佐々木翔悟が出した縦パスが相手に当たり、こぼれたところをジェバリが拾い、GK藤田との1対1から冷静にゴール右下へ流し込み、同点に追いついた。前半はそのまま1-1で折り返す。

点の取り合いとなった後半、勝利はどちらの手に

後半開始後52分、最初のチャンスは新潟。小野が技ありのループシュートでゴールを狙うも、GK一森純が素早い反応でスーパーセーブ。63分には、G大阪にチャンスが訪れる。MF倉田秋からのスルーパスを受けたFW満田誠がシュートを放つが、藤田に止められ追加点とはならなかった。その後も一進一退の攻防が続き、再度試合が動いたのは後半67分、G大阪はショートカウンターからファン・アラーノのクロスに反応したジェバリが追加点を奪い、逆転に成功する。なんとしても1勝を手にしたい新潟は74分、左サイドからDF橋本健人が上げたクロスに、MF奥村仁が合わせ同点に追いつく。さらに82分にはペナルティーエリア内でボールを受けたFW矢村健が落ち着いて切り返し、右足でシュートを決めた。途中交代で入った2選手が立て続けに得点し、逆転に成功した。

アディショナルタイムに入り、今季リーグ戦初勝利が見えてきた新潟だったが、ゴールを奪いにくるG大阪に押し込まれる場面が増えていく。試合終了間際、G大阪の攻撃で痛恨のハンド判定によりPKを献上。途中交代で入った宇佐美が今季リーグ初得点を決め、3-3となり試合終了。新潟は白星まであと一歩届かず、悔しい引き分けとなった。

あと一歩届かなかった新潟、次節は必ず白星を

3得点を奪いながらも勝ち切れなかった新潟は、これで最下位に転落。ケガからの復帰戦となった小野は、勝ち点3を取れなかった結果には納得していないと話しながらも、次は結果を残せるようにと決意を新たにした。また樹森大介監督も選手たちのことをしっかりと評価しながらも、勝ち星を得るための最後の“一押し”の大切さを改めて感じていた様子であった。ホームに詰めかけた熱心なサポーターのためにも、次節は必ず勝利を手にしたいものだ。終了間際、同点に追いついたG大阪のダニエル・ポヤトス監督は、最後まであきらめずに戦う姿勢が同点ゴールに結びついたと話す。勝ち点1でも手にするという選手の強い気持ちが現れた試合となった。

DAZN「明治安田J1リーグハイライト新潟vsG大阪:第7節」(2025年3月29日)より
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