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【J1第6節】今季初勝利を狙う横浜FMと2試合連続完封勝利を飾っているG大阪─試合を決めたキーマンは?

2025年3月16日、日産スタジアムで横浜Fマリノス vs ガンバ大阪戦が行われた。開幕から勝利に恵まれない横浜FMは、ホームで待望の勝利を掴めたのか?「AFCチャンピオンズリーグエリート」で、“東アジアNo.1”として4月末からのファイナルステージにも進出する横浜FMがG大阪相手にどんな戦いを見せたのか、振り返っていく。※トップ画像出典/Pixabay

아이콘 왕국 아이콘KING GEAR 편집부 | 2025/04/08

開始直後から積極的に仕掛けるG大阪に“立ちはだかる壁”

ここまで0勝1敗3分と、J1での今季初勝利を狙う横浜FM。一方、ここまで2試合連続で完封勝利を飾っているG大阪は、加入以来鮮烈なインパクトを残しているFW満田誠の初得点に期待がかかる。

試合開始直後から、G大阪が積極的に仕掛けた。ファーストシュートはMF倉田秋。ペナルティエリア手前からドリブルで進入すると中央からシュートを放つも、ゴール右に外れてしまう。相手DFのスキを突いたシュートだった。G大阪は直後にも、FWイッサム・ジェバリがペナルティエリア中央から右足で枠内にシュートを放つ。しかし、逆を突くシュートに反応した横浜FMの“守護神”朴一圭に好セーブされてしまう。

1人で決定機を作った横浜FM・遠野大弥のワザありゴール

試合が動いたのは前半20分。中央でボールを受けた横浜FMのFW遠野大弥が、一気にドリブルで前進。ペナルティエリア外から放たれた左足ミドルシュートは、美しい弧を描きながらゴール右下へ吸い込まれる。ボランチの背後にうまく顔を出して、ボールを引き受けた後の前に運ぶドリブルが印象的で、これが横浜FMの先制点となった。30分過ぎにも、FW遠野はFWヤン・マテウスのスルーパスを受けると、ドリブルで左サイドを駆け上がり、FWアンデルソン・ロペスへドンピシャのクロスを入れる。FWロペスの左足シュートはG大阪GK一森純にセーブされたが、1人で決定機を演出したFW遠野のワザが光った。

先制で勢いに乗った横浜FMは、40分過ぎに右サイドからFWヤン・マテウスがクロスを入れる。これに反応したFWロペスが、ペナルティエリア中央からヘディングシュートを放つ。しかし、これはGK一森にセーブされた。G大阪も反撃を試みる。前半終了間際、DF黒川圭のパスを受けたFW山下諒也が、ペナルティエリア中央からシュートを放つが、横浜FMGK朴にファインセーブされる。1-0で横浜FMがリードしたまま、前半を終えた。

ペナルティエリア外から豪快シュート決めた横浜FM・植中朝日

追いつきたいG大阪は後半、さらに攻撃的な姿勢を見せる。開始直後から後半途中出場のFW宇佐美貴史やFW満田が連携してゴールをこじ開けようとするも、横浜FMの守備陣は粘り強く対応し続ける。そしてG大阪の攻撃的な姿勢が裏目に出たのか、75分に決定的な局面を迎える。横浜FMは、カウンターから胸でボールを受けたMF植中朝日が中央で決定的なチャンスを得る。相手DFとの1対1を冷静に制し、右足で放ったシュートはゴール左上へ突き刺さった。このゴールで横浜FMが追加点を挙げ、2-0とリードを広げた。

G大阪の猛攻をファインセーブし続けた横浜FMの守護神・朴

反撃したいG大阪は、右サイドからFW宇佐美が折り返しのクロスで決定機を作ったが、得点には至らなかった。終了間際には、両チームは立て続けに選手交代を行い、最後の勝負へ。横浜FMはFW遠野とFWマテウスに代えて、フレッシュな選手を投入。一方、G大阪もFW満田やFWジェバリに代え、攻撃的な選手たちを送り込んで反撃の糸口を探る。

しかし時間は無情にも過ぎ去り、試合終了のホイッスルが鳴り響く。2-0で横浜FMが今シーズン初勝利を挙げた。G大阪は実に24本ものシュートを放ちながらも、GK朴のファインセーブと横浜FM守備陣に阻まれ続けた。多くのチャンスを作り出しながらも、決定力不足に苦しんだG大阪は、自らのペースで試合を運びながらも勝利には結びつかなかった。

DAZN「明治安田生命J1リーグ ハイライト横浜FM vs G大阪 : 第6節」(2025年3月16日配信)より
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