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1勝1敗で迎えた第3戦。勝ち越すのは一体どちらか?オリックスVS楽天を振り返る

2025プロ野球が開幕したが、開幕初戦に勝利したオリックス・バファローズが2戦目で楽天が延長戦の激闘を制し、1勝1敗のタイとした。果たして開幕初戦3連戦の3戦目を制して勝ち越すのはどちらになるのか。ハイライトでお届けする。※トップ画像出典/Pixabay

아이콘 왕국 아이콘KING GEAR 편집부 | 2025/04/08

オリックスが幸先よく先制、試合の主導権を掴む

開幕3連戦の3戦目、オリックスは髙島泰都投手が先発。昨季は春先から結果を残し、ルーキーながら開幕一軍入り。先発とリリーフを器用にこなすなど、故障者の相次いだ投手陣を支えた。今季も与えられた役割を全うし、フル回転の活躍が期待される。対する楽天は辛島航投手が先発。緩急を活かした投球が光る34歳のベテラン左腕だ。昨季は肩の故障がありながらも、二軍で15試合に登板。防御率2.43を記録したものの、一軍登板はゼロに終わった。今季は万全のコンディションを保ち先発ローテーションを守りたい。

1回表楽天の攻撃、1番小郷裕哉の2塁への当たりはぼてぼての内野安打となるが、続く宗山塁の当たりはセカンド正面、4-6-3のダブルプレーとなり2アウト。鈴木大地もファーストゴロで三者凡退。この回を無失点で抑えた髙島は調子を上げ、試合の流れはオリックスに傾いていく。1回裏オリックスの攻撃は、先頭打者・福田周平がレフトヒット、太田椋も同じくレフトヒットでノーアウト1・2塁とすると、西川龍馬のセカンドへの打球はお返しの4-6-3のダブルプレーも、2アウト3塁の一打先制のチャンスが残る。しかし、4番杉本裕太郎は空振り三振、決定機を逃しこの回両チームとも無得点で終わった。

2回表に楽天の攻撃を4人で退けると、その裏オリックスにチャンスが生まれる。紅林弘太郎がライトへの2塁打を放つと、頓宮裕真の当たりはセンターへのタイムリーツーベースヒットとなり、わずか2安打でオリックスが1点を先制する。頓宮のセカンドへの気迫のヘッドスライディングはチームにさらに勢いをつけていく。続く中川圭太がレフト前にヒットを打ち、1アウト1・3塁の場面で福永奨は辛島の外角低めのチェンジアップに食らいつくと、センター前にポトリと落ちるタイムリーヒットで2点目。2アウト後、さらに太田が辛島の変化球を捉えレフトへタイムリーヒットで3点目。この回オリックスは3本のタイムリーヒットでオ3-0楽とリードする。

楽天の反撃も打線がつながらず

何とかオリックス先発髙島を捕まえたい楽天は3回表、2本のヒットを放ち1アウト1・2塁とし、続く宗山が高めのストレートを打つもレフトフライで2アウト。1塁走者小郷をおいて鈴木のセカンドへの当たりは不運にも走者小郷に当たり守備妨害をとられ3アウト。楽天はこの回ヒット3本を放ちながらチャンスを活かせず無得点に終わる。4回表も楽天がチャンスを迎える。先頭打者・辰己涼介がフォアボールを選び出塁すると、2アウト1塁で小深田大翔の当たりは右中間を深く破るタイムリースリーベースヒットになり、辰己が生還。楽天がようやく1点を返し、オ3-1楽とする。

オリックスが楽天を突き放し、2勝目をあげる

5回表、楽天打線を1失点に抑えて来た髙島は、この回も4人で攻撃を終わらせると、勝利投手の権利を得て降板、ここまで5回を投げ74球、7安打、1失点の粘りの投球を見せ、楽天に主導権を握らせなかった。5回裏オリックスは太田がバットを折りながらレフトへヒットを放つと、2アウト1塁の場面で杉本がレフトスタンドへライナーで飛び込む第1号2ランホームランを放ち、オリックスが貴重な追加点をあげて、オ5-1楽と突き放す。さらに8回裏、オリックスはヒットとフォアボールで2アウト1・2塁とすると、太田が今日2本目のタイムリーヒットを放ち試合を決定づける追加点。オ6-1楽と大量リードを奪う。太田はキャリア初の4安打をあげる活躍を見せた。6回以降、オリックス救援陣が楽天打線を散発4安打無得点に抑え試合終了。楽天は11安打を放つも、打線に繋がりを欠き、オ6-1楽の完敗となった。オリックスはこの3連戦を2勝1敗と勝ち越しで終えた。

DAZN『プロ野球ハイライト オリックス VS 楽天 3/30』
配信日:2025年3月30日(日)

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