
地元開幕戦の阪神は初戦を勝利で飾れるか!阪神VSDeNA第1戦を振り返る
開幕3連戦を2勝1敗で勝ち越した阪神は、地元開幕戦となる京セラドーム大阪で、DeNAベイスターズを迎え撃つ。同じく2勝1敗で敵地に乗り込むDeNAとの第1戦を今回はハイライトでお届けする。※トップ画像出典/Pixabay

阪神が先制するもDeNAが追いつく
ホーム開幕3連戦の初戦、阪神は才木浩人投手が先発。昨季は自身初となる規定投球回に到達し、キャリアハイの13勝をマーク。チームトップの4完投を記録するなど、年間を通して先発陣を支えた。今季もローテーションの柱となり、ホーム開幕初戦を任された。対するDeNAの先発はジャクソン投手。来日1年目の昨季は規定投球回到達を果たし、チーム2位の8勝をマーク。日本シリーズのマウンドでも好投を披露した。今季もローテーションを守り抜き、2ケタ勝利を狙う。
1回表DeNAの攻撃、才木は1番梶原昂希をワンバウンドした球で空振り三振にすると、続く牧秀悟をショートゴロ、三森大貴をファーストゴロに打ち取り3者凡退。素晴らしい立ち上がりを見せる。同じくDeNAジャクソンも抜群の立ち上がりを見せ、近本光司、中野拓夢をそれぞれセンターフライで打ち取ると、続く佐藤輝明には157キロのストレート。佐藤は全く手が出ず見逃しの三振に終わる。2回表も才木はDeNAの攻撃をシングルヒットのみの4人で抑えると、2回裏阪神が先制のチャンスをつかむ。先頭打者・森下翔太が打った当たりは、ライトセンター間にポトリと落ちる2塁打となる。大山悠輔はど真ん中真っ直ぐをひっかけてサードゴロ、井上広大が三振で倒れ2アウト2塁。一打先制の場面で木浪聖也の放った打球は、三遊間を抜けレフト守備の筒香嘉智の前へ転がる。ここで打球の処理を焦った筒香がボールをファンブルしてしまい、その間に森下がホームイン。阪神が1点を先制する。
3回表、ここまで才木に抑えられていたDeNAが反撃する。ジャクソン見逃し三振、梶原昂希はライトフライに倒れ2アウトとなるが、続く牧は打った瞬間に分かるレフトスタンド中段へ飛び込む大ホームランを放つ。牧の一振りでDeNAが同点に追いついた。
DeNAが待望の追加点
4回、5回と才木、ジャクソン両投手の好投により両チーム無安打無得点に終わる。6回表DeNAの攻撃、1アウト後、三森が詰まりながらもセンターへヒットを放つと、何度もけん制を受け、警戒されながらも盗塁成功。バッターの筒香もボールをよく見てフォアボールを選び、1アウト1・2塁、さらに宮﨑敏郎もレフトへヒットを放ち、1アウト満塁の追加点のチャンスを迎える。
ここで佐野恵太の引っ張った当たりは1・2塁間を抜けるライトへのタイムリーヒットになりDeNAは待望の追加点を挙げる。打線が繋がりだしたDeNAは、続く山本祐大の当たりもライトへのタイムリーヒットとなり、さらに追加点。ここで阪神才木は森敬斗に押し出しのフォアボールを与えてしまい、神1-4DeとDeNAは阪神との点差を広げることに成功。ここまで好投を続けた才木だが、この回で無念の降板となる。
DeNAがダメ押しの追加点、3連戦初戦を制する
7回まで登板のジャクソンは、ここまで102球、3安打、9奪三振、失点1の力投を見せ後続に後を託す。9回表DeNAは1アウト2・3塁のチャンスにまたも牧がセンターへの2点タイムリーヒットを放ち神1-6Deとすると、蝦名達夫の犠牲フライでダメ押しの追加点、神1-7Deとなる。9回裏はDeNAの山﨑康晃投手が阪神の攻撃を3人でピシャリと抑え試合終了。DeNAが阪神との3連戦初戦を制した。阪神の準ホームといえる京セラドーム大阪での初戦には大勢の阪神ファンが詰めかけ、負けたとはいえ大いに盛り上がった。第2、3戦もファンの期待に応える熱戦を期待したい。
DAZN『プロ野球ハイライト 阪神 VS DeNA 4/1』
配信日:2025年4月1日(火)
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