혼다 야 스토가 격 흰색! Vol.5 "아이들의 육성을 계속하면서 클럽의 GM을하고 싶은 자신의 장사하러갑니다"
인터뷰의 마지막 육성 연대의 아이들을지도하는 데 느낀 점과 클럽 경영에 대해. 그리고 수석 카테고리에서 뛰는 현역 선수로서의 관점에서 스파이크에 대한 집착을 들었다.
사쿠마 秀実
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2017/05/19
<vol.1は、こちらから>
<vol.2は、こちらから>
<vol.3は、こちらから>
<vol.4は、こちらから>
――本田さんは経営者、JリーグOB会の業務以外にも、指導者をされていますよね。
本田:北九州市内に小、中学生のチーム「Honda Yasuto Football Academy」を立ち上げて子供たちに直接指導を行っています。
2017年の4月からは、偉大な大先輩である釜本邦茂さんから依頼があり、都内の高校サッカー部でも週1のみですがコーチとして就任しました。
他に後輩が運営しているサッカースクールでも指導をする予定です。大変ではありますが、育成が大好きだからこそできると思っていますし、サッカー界のために可能な限り携わっていきたいです。
――指導者として、どのようなことを心掛けていますか?
本田:多くの指導者を目にしますが、子供の長所を生かそう、伸ばそうとしないで、型にはめてしまい、成長を止めているようにも見えます。
例えば、小学生でドリブルが得意な選手がいたら、とことんドリブルをやらせようと私は思うのですが、それを「今はパスを出せよ!」と言って、その子の長所を制限してしまうんですよね。ネガティブな、駄目な所だけを指摘している指導者を見かけます。
――育成年代の指導者としては、難しいところですね。
本田:試合に勝ちたいからと言って、チームで一番足が速くて上手で、攻撃が得意な子をDFにすれば失点をせず、負けにくくはなりますが「育成の段階で、それはどうなのかな?」と思います。僕は子供には、楽しみながら長所を伸ばしていく指導をしたいです。
――本田さんは飲食の事業もされていますが、子供たちに食事のアドバイスをすることはありますか?
本田:昔はとにかく量を食べさせられましたが、今はたくさん食べることができない子が多いので、食育も行っています。月に一回、免許を持つ栄養士とトレーナーを呼んで、話をしてもらっています。
食事は非常に大切です。「好きなもの、何でもいいから食べよう」と言いますが、「たんぱく質や炭水化物を、試合前日や当日にこれだけ食べよう」とまでは、なかなか言えないんですよね。
親にも準備がありますから。夏場になると食べられない子が多く、そう麺やざるそばを持ってきたのには困りましたね。
――それだと試合で力が出ませんね。
本田:流石に麺類は禁止にして、おにぎりを2、3個持って来させています。焼き肉弁当を持ってくる子がいれば、褒めて見本にもします。やっぱり肉を食べるべきですよね。僕は、肉ばかりを食べていましたよ。
今ですと、野菜も必要になっていますが、僕の場合は肉だけで、野菜はほとんど食べませんでしたね。僕は背が小さかったですがハンデを感じなかったですし、肉とトレーニングでどうにかしていましたよ。
――トップチームの監督に興味はありますか?
本田:育成は大好きではありますが、監督よりもチームの運営やGM(ゼネラルマネージャー)の方に興味があります。限られた予算の中で、どれだけの選手を集められるか。給料をいくらにするかなどのマネジメントをしてみたいです。
――鹿島では、本田さんと同時期にプレーした石井正忠さんが、監督として活躍されていますね。
本田:石井さんはチームを強くし、去年はクラブワールドカップでレアル・マドリードと死闘を繰り広げました。アントラーズの人たちはジーコから「監督、スタッフ、選手と互いにリスペクトをするように」と教わり、確実に結果を出していると思います。今年もどこまでやってくれるのか。楽しみでなりません。
――今後、やりたいことはありますか?
本田:いまは育成が楽しいので、未来のJリーガーや日本代表を育てていきたいです。その上でGMが出来たら嬉しいです。クラブの内部に入らないとわからない事だらけだと思いますが、予算の中で強化費がどれぐらいなのかとか、GMに関する色んな話を聞いたりして、勉強を続けています。オファーはないので、自分から売り込んでGMになれればと思っています。
――その姿勢が素晴らしいですね。
本田:僕は鹿島への愛が強く、チーム強化に関する勉強をしたいと思い、強化部に入りたかったのですが、実現はしませんでした。今でも試合を観に行った際には「強化部に入れてほしい」と言っています。ハードルは物凄く高いですが、自分にとっての夢なので挑戦し続けようと思います。
帝京高校時代の後輩が強化部にいるので、彼の下に入れてもらえたら良いですね(笑)。クラブにGM職があれば、より良い運営ができると思いますよ。仮にチームが成績を残せなければ、GMが責任を取れば良いわけですし。
――本田さんは町田ゼルビアの強化部にもいましたよね。
本田:秋田(豊)君が町田の監督時代に、1年いました。素晴らしい経験だったので、またぜひやりたいです。
――インタビューの最後に、改めてスパイクへのこだわりを聞かせてください。本田さんはアディダスと契約されていて、子供の頃はアディダスの取替式のスパイクを大事に履いていたそうですが、現代のスパイクについて、どう思いますか?
本田:昔はカンガルー革や合成の革でも、厚みのある物を履いてボールを蹴っていました。その時の感覚で育ってきているので、現代の軽量化を追求した、薄い紙というか布のような物にはビックリしています。
自分が現役の頃から軽量化が始まっているのですが、踏まれると物凄く痛いですし、ボールの芯に正確に足を当てないと飛ばないんですよね。
――スパイクはキックに大きな影響がありますよね。
本田:僕が現役の頃はインサイドやインフロントなど、大体の感覚で蹴ってもパスが正確に繋がっていました。ところが、最近のスパイクを履いてボールを蹴ると、ちゃんとミートしてくれなくて、思った所にボールが飛ばなかったり、ズレたり、弱かったりするんですよね(笑)。
だからスパイクは進化しているようで、退化している感じがします。フリーキックをインフロントで蹴る時に、ボールにあまり回転がかからないんですよね。もちろん、筋力の衰えもあると思いますが、このペラペラなスパイクでどうやって正確に蹴れば良いのかと考えさせられます。
――最近は、アディダスのどのシリーズを履いていますか?
本田:ACE、X、COPAなど、色々試しています。COPAは昔のスパイクに近い感じがしますが、革が柔らかくて、2回履くと緩くなってしまいます。新しいシリーズではXが合いますね。
足首までかかるスパイクは、足首を守っているのだとは思いますが、履き始めは違和感がありました。何回か履くと、慣れましたけどね。革がペラペラなスパイクは、パチーンと蹴れた感触がありません。
現役の選手達の声を聞いて、このようなタイプの物に変わってきているのだとは思いますが、正直、僕には良いのか悪いのか、わかりません。
――本田さんがシニアサッカーを始めるキッカケを教えていただけますか?
本田:帝京の先輩と会った時に、「ちょっと写真いい?」と言われ、よく分からないままスマホで撮られて免許証も渡したんですよね。すると、いつの間にか帝京サッカー部OB主体の40歳以上のシニアチーム「Tドリームス」に登録されていて試合に行くようになったのがキッカケです。あれにはビックリしましたよ(笑)
――40歳以上のサッカーをやってみて、どうですか? .
本田:ありがたいことに40歳を過ぎてもサッカーが大好きとサッカーに携わっている人達が多いなって実感しています。理想のプレーに対しての考えは、現役時代と根本的には変わらないですが、自分も含め皆シニアの選手ですからスピーディーなサッカーとはならないですよね。
先輩や後輩達が集まったメンバーの中で、チームとして1プレーヤーとして何ができるのかを常に考えています。 きちんとしたボールを蹴りたいので、アディダスショップに行って、試合で履く物をこだわって選んでいます。自分は選手でもあり、監督でもあるから大変ですけどね(笑)。
フリーキックやコーナーキックを蹴る時に「このタイミングで入ってきて」と指示をするので、正確に蹴って説得力を持たなければなりませんから。
<vol.2は、こちらから>
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<vol.4は、こちらから>
――本田さんは経営者、JリーグOB会の業務以外にも、指導者をされていますよね。
本田:北九州市内に小、中学生のチーム「Honda Yasuto Football Academy」を立ち上げて子供たちに直接指導を行っています。
2017年の4月からは、偉大な大先輩である釜本邦茂さんから依頼があり、都内の高校サッカー部でも週1のみですがコーチとして就任しました。
他に後輩が運営しているサッカースクールでも指導をする予定です。大変ではありますが、育成が大好きだからこそできると思っていますし、サッカー界のために可能な限り携わっていきたいです。
――指導者として、どのようなことを心掛けていますか?
本田:多くの指導者を目にしますが、子供の長所を生かそう、伸ばそうとしないで、型にはめてしまい、成長を止めているようにも見えます。
例えば、小学生でドリブルが得意な選手がいたら、とことんドリブルをやらせようと私は思うのですが、それを「今はパスを出せよ!」と言って、その子の長所を制限してしまうんですよね。ネガティブな、駄目な所だけを指摘している指導者を見かけます。
――育成年代の指導者としては、難しいところですね。
本田:試合に勝ちたいからと言って、チームで一番足が速くて上手で、攻撃が得意な子をDFにすれば失点をせず、負けにくくはなりますが「育成の段階で、それはどうなのかな?」と思います。僕は子供には、楽しみながら長所を伸ばしていく指導をしたいです。
――本田さんは飲食の事業もされていますが、子供たちに食事のアドバイスをすることはありますか?
本田:昔はとにかく量を食べさせられましたが、今はたくさん食べることができない子が多いので、食育も行っています。月に一回、免許を持つ栄養士とトレーナーを呼んで、話をしてもらっています。
食事は非常に大切です。「好きなもの、何でもいいから食べよう」と言いますが、「たんぱく質や炭水化物を、試合前日や当日にこれだけ食べよう」とまでは、なかなか言えないんですよね。
親にも準備がありますから。夏場になると食べられない子が多く、そう麺やざるそばを持ってきたのには困りましたね。
――それだと試合で力が出ませんね。
本田:流石に麺類は禁止にして、おにぎりを2、3個持って来させています。焼き肉弁当を持ってくる子がいれば、褒めて見本にもします。やっぱり肉を食べるべきですよね。僕は、肉ばかりを食べていましたよ。
今ですと、野菜も必要になっていますが、僕の場合は肉だけで、野菜はほとんど食べませんでしたね。僕は背が小さかったですがハンデを感じなかったですし、肉とトレーニングでどうにかしていましたよ。
――トップチームの監督に興味はありますか?
本田:育成は大好きではありますが、監督よりもチームの運営やGM(ゼネラルマネージャー)の方に興味があります。限られた予算の中で、どれだけの選手を集められるか。給料をいくらにするかなどのマネジメントをしてみたいです。
――鹿島では、本田さんと同時期にプレーした石井正忠さんが、監督として活躍されていますね。
本田:石井さんはチームを強くし、去年はクラブワールドカップでレアル・マドリードと死闘を繰り広げました。アントラーズの人たちはジーコから「監督、スタッフ、選手と互いにリスペクトをするように」と教わり、確実に結果を出していると思います。今年もどこまでやってくれるのか。楽しみでなりません。
――今後、やりたいことはありますか?
本田:いまは育成が楽しいので、未来のJリーガーや日本代表を育てていきたいです。その上でGMが出来たら嬉しいです。クラブの内部に入らないとわからない事だらけだと思いますが、予算の中で強化費がどれぐらいなのかとか、GMに関する色んな話を聞いたりして、勉強を続けています。オファーはないので、自分から売り込んでGMになれればと思っています。
――その姿勢が素晴らしいですね。
本田:僕は鹿島への愛が強く、チーム強化に関する勉強をしたいと思い、強化部に入りたかったのですが、実現はしませんでした。今でも試合を観に行った際には「強化部に入れてほしい」と言っています。ハードルは物凄く高いですが、自分にとっての夢なので挑戦し続けようと思います。
帝京高校時代の後輩が強化部にいるので、彼の下に入れてもらえたら良いですね(笑)。クラブにGM職があれば、より良い運営ができると思いますよ。仮にチームが成績を残せなければ、GMが責任を取れば良いわけですし。
――本田さんは町田ゼルビアの強化部にもいましたよね。
本田:秋田(豊)君が町田の監督時代に、1年いました。素晴らしい経験だったので、またぜひやりたいです。
――インタビューの最後に、改めてスパイクへのこだわりを聞かせてください。本田さんはアディダスと契約されていて、子供の頃はアディダスの取替式のスパイクを大事に履いていたそうですが、現代のスパイクについて、どう思いますか?
本田:昔はカンガルー革や合成の革でも、厚みのある物を履いてボールを蹴っていました。その時の感覚で育ってきているので、現代の軽量化を追求した、薄い紙というか布のような物にはビックリしています。
自分が現役の頃から軽量化が始まっているのですが、踏まれると物凄く痛いですし、ボールの芯に正確に足を当てないと飛ばないんですよね。
――スパイクはキックに大きな影響がありますよね。
本田:僕が現役の頃はインサイドやインフロントなど、大体の感覚で蹴ってもパスが正確に繋がっていました。ところが、最近のスパイクを履いてボールを蹴ると、ちゃんとミートしてくれなくて、思った所にボールが飛ばなかったり、ズレたり、弱かったりするんですよね(笑)。
だからスパイクは進化しているようで、退化している感じがします。フリーキックをインフロントで蹴る時に、ボールにあまり回転がかからないんですよね。もちろん、筋力の衰えもあると思いますが、このペラペラなスパイクでどうやって正確に蹴れば良いのかと考えさせられます。
――最近は、アディダスのどのシリーズを履いていますか?
本田:ACE、X、COPAなど、色々試しています。COPAは昔のスパイクに近い感じがしますが、革が柔らかくて、2回履くと緩くなってしまいます。新しいシリーズではXが合いますね。
足首までかかるスパイクは、足首を守っているのだとは思いますが、履き始めは違和感がありました。何回か履くと、慣れましたけどね。革がペラペラなスパイクは、パチーンと蹴れた感触がありません。
現役の選手達の声を聞いて、このようなタイプの物に変わってきているのだとは思いますが、正直、僕には良いのか悪いのか、わかりません。
――本田さんがシニアサッカーを始めるキッカケを教えていただけますか?
本田:帝京の先輩と会った時に、「ちょっと写真いい?」と言われ、よく分からないままスマホで撮られて免許証も渡したんですよね。すると、いつの間にか帝京サッカー部OB主体の40歳以上のシニアチーム「Tドリームス」に登録されていて試合に行くようになったのがキッカケです。あれにはビックリしましたよ(笑)
――40歳以上のサッカーをやってみて、どうですか? .
本田:ありがたいことに40歳を過ぎてもサッカーが大好きとサッカーに携わっている人達が多いなって実感しています。理想のプレーに対しての考えは、現役時代と根本的には変わらないですが、自分も含め皆シニアの選手ですからスピーディーなサッカーとはならないですよね。
先輩や後輩達が集まったメンバーの中で、チームとして1プレーヤーとして何ができるのかを常に考えています。 きちんとしたボールを蹴りたいので、アディダスショップに行って、試合で履く物をこだわって選んでいます。自分は選手でもあり、監督でもあるから大変ですけどね(笑)。
フリーキックやコーナーキックを蹴る時に「このタイミングで入ってきて」と指示をするので、正確に蹴って説得力を持たなければなりませんから。
――では最後に、本田さんにとってスパイクとはどのようなものでしょうか?
本田:サッカーをしていくうえで欠かせないもの。蹴るための道具であり、重要な履物です。イメージ通りのキックをするために「これ!」というスパイクを探し続けています。まだ旅の途中ですし、まだまだ増え続けるでしょうね。
いまも選手時代に僕を担当してくれた人がアディダスにいまして、何かあればすぐ伝えています。引退してからの方が、スパイクに対するこだわりが強くなっているのかもしれません(笑)
Honda Yasuto Football Academy http://fut6.jp/
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いまも選手時代に僕を担当してくれた人がアディダスにいまして、何かあればすぐ伝えています。引退してからの方が、スパイクに対するこだわりが強くなっているのかもしれません(笑)
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