
ドジャース山本・メッツ千賀、共に今季2度目の白星獲得!MLBでの日本人選手の活躍(4/11~14)
日本人投手の躍進が止まらない。ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸と、ニューヨーク・メッツの千賀滉大が共に今季2度目の勝利投手となった。投球の安定が心配されていたドジャース佐々木朗希も、5イニング81球を投げ切る粘投を見せ、確実にコンディションは上がっている。また、ドジャース大谷翔平もブルペンでの投球練習を始めるなど、二刀流復活に期待大だ。今回も、日本人選手が活躍した試合をピックアップして振り返っていく。※トップ画像出典/Pixabay(トップ画像はイメージです)

山本吠えた!無失点今季2度目の白星
2025年4月12日(日本時間)
ロサンゼルス・ドジャース 3-0 シカゴ・カブス (ドジャー・スタジアム)
本拠地ドジャー・スタジアムで、ドジャースとカブスの3連戦がスタートした。ドジャース先発投手の山本は、1回から二者連続三振を奪い、打者10人をパーフェクトに抑え、好調な立ち上がりを見せる。4回1アウトの場面で山本は、シカゴ打線に2塁打・単打を許すも、相手の走塁ミスで窮地を切り抜けた。5回もシカゴ打線に安打を許さず三者凡退、6回も無失点で切り抜けた。山本は6回まで103球を投げ、2被安打、9奪三振、1与四球、無失点という好成績でマウンドを降りた。
0-0と硬直したまま後半を迎えた試合は、6回にドジャース・エドマンの放った3ランホームランで動く。その後、試合はドジャースが3-0と大きくリードしたまま決着。ドジャースとシカゴの3連戦初戦は、ドジャースが白星を飾った。6回無失点と安定した快投を見せた山本は今季2度目の勝利投手に。大谷は1番・DHで出場したものの無安打で出塁はできず。これで、大谷の開幕からの連続試合出塁が14、昨シーズンから継続していた連続試合出塁も29で止まってしまった。一方、カブスの鈴木は3番・DHでスタメン出場。4回にシングルヒットを放つも得点に繋がらず、惜しくも試合には敗れてしまった。鈴木の試合成績は3打数1安打、連続試合安打を4に伸ばし、順調に調子を上げている。今シーズンの打撃成績は、打率.302、OPS.956となった。
ドジャース佐々木好投、5イニング81球投げきる
2025年4月13日(日本時間)
シカゴ・カブス 16-0 ロサンゼルス・ドジャース (ドジャー・スタジアム)
カブスとドジャースの3連戦2戦目がスタートした。前日の初戦はドジャースが勝利をおさめ、山本が勝利投手に輝いた。今試合の先発投手は4度目の先発登板となる佐々木。1回を落ち着いたピッチングで三者凡退に抑えた。2回にカブスのマイケル・ブッシュに先制ホームランを決められたものの、3回は満塁のピンチを回避。4回も安定した投球で三者凡退に抑え、5回も1アウト1・2塁の窮地を脱し無失点で抑えた。この試合、佐々木はメジャー自己最長記録となる5イニングを投げ、投球数81球、4被安打、3奪三振、2与四球、1失点とまずまずの成績を残した。しかし試合はカブスの強力打線が爆発。16–0とカブスが大量得点を獲得し勝利した。安定したピッチングを見せたもののドジャース打線が振るわず、佐々木は今季初黒星を喫した。大谷は、1番・DHでスタメン出場。1回の第1打席でライト前へシングルヒットを放ち出塁。さらに、今季4個目となる盗塁も成功させ試合を盛り上げた。大谷は、試合前にブルペンで監督らが見守る中投球練習を行い、投手復帰への調整を行った。世界中が渇望する大谷二刀流の復活は近いか。
カブスの鈴木はこの日、3番・DHで出場。なかなか安打に恵まれないなか、5回2アウト1・2塁のチャンスの場面で、代打を送られ交代。交代理由は『右手首痛』と発表された。開幕から順調に調子を上げてきた鈴木、大事に至らないことを祈るばかりである。
千賀が7イニング79球の力投!今季2度目の勝利投手に
2025年4月14日(日本時間)
ニューヨーク・メッツ 8–0 オークランド・アスレチックス (サターヘルス・パーク)
メッツvsアスレチックスの3連戦の最終戦が、アスレチックスのホーム・サターヘルス・パークにて行われた。メッツは先発投手に千賀を起用した。千賀は、打者の芯を外させるテクニカルな投球でアスレチックス打線を翻弄。アスレチックスに出塁は許すも得点は許さず、要点を抑えた投球で7回まで無失点に抑えた。今季最多の投球数79球で今季最長となる7イニングを投げ抜き、4被安打、4奪三振、2与四球、無失点を記録。千賀は今季2勝目を挙げ、勝利投手に輝いた。
試合は、後半にメッツの打線が爆発。白熱した投手戦を制したのはメッツだった。メッツは、アスレチックス3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、今季10勝に達した。
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