
サウジアラビア戦直後の日本代表が続々登場!伊藤純也や南野拓実から初スタメンの高井幸大まで生の声をお届け
今回はAFCアジア最終予選の日本対サウジアラビア戦直後の様子をお届け。ファン目線とプロ目線の両者から、試合直後の選手を徹底的に深掘りしていく。熱闘直後の伊藤純也&南野拓実に加えて、期待の若手・高井幸大も登場。選手目線から見た試合の見どころとは?※トップ画像出典/清水和良

先日のバーレーン戦に勝利した日本代表は、8大会連続&史上最速でのワールドカップ出場を決めた。ここからのAFCアジア最終予選は本大会に向けて、起用選手の見極めが始まっていく。この日は前節からスタメンを6人入れ替えるなど、森保一監督は新戦力の台頭に期待した。試合は幾度となく攻撃のチャンスを作り出し、FW前田大然をはじめとする攻撃陣でいくつものシュートを放つが、最後までゴールネットを揺らすことができず、0対0で引き分けに終わった。
伊藤純也&南野拓実がサウジ戦を選手目線で徹底解説
勝利こそ届かなかったものの、最終予選の無敗は続けた日本。今回は試合直後の選手たちを直撃インタビュー。熱戦を終えたばかりの熱い本音を聞き出していく。
まずは途中出場の2人、MF伊東純也とMF南野拓実が登場。試合を終えた率直な感想を問われ、南野は「正直言って勝ちたい試合ではあったので。ゴールに迫るシーンは多くあったんですけど、そのチャンスを決め切れなかったので少し悔しい内容ではありました」とほぞを噛んだ。伊東は「前半に1点を取れていればまた違った試合展開になっていたのではないかなと。こういう試合を取りこぼしてはいけないなと思います」と厳しい表情だった。
それでも得たものはある。この試合、サウジアラビアはゴール前に多くの枚数を割き「どうしても1点はやらない」という強い意志を感じさせてきた。南野は「引いて守ってくる相手を攻略するのは簡単なことではないんですけど、そこを追求することはアジアを戦ううえで大切になってくるので」と、今後も考えうる試合展開だったと話した。この経験を無駄にせず、相手が今回と同じ陣形を取ってきた際の突破の方法を詰めていくことが大事だと前を向いた。
自身のプレーに反省点が多くみられたと言う伊東は「クロスやシュートのチャンスがあったので、そこを決め切れていたら…。0ー0の試合展開で起用されたので、1点をどうしても決めたかったという思いでした。相手が5ー4ー1で守ってこられた時の難しさを肌で感じました」と話した。試合後半での出場。難しい立場ではあるものの、そこを決めてこそだという強い意志を感じさせる口ぶりだった。
元日本代表・中村憲剛が着目したサウジアラビア戦のポイント
解説の中村憲剛が注目したのは、対戦相手サウジアラビアの戦い方。勝利ではなく「勝ち点1」を奪取することにフォーカスを当てたとみた中村は、実際に同じピッチでプレーした選手の感覚を聞いた。伊東は「サウジアラビアとはこれまでも何回も対戦してきましたけど、5バックで引いてくるのは初めてで。こんなサウジアラビアは見たことがないと思いました」と代表選手も驚きがあったと話した。その中でも南野は試合前半にポイントがあったと振り返り「前半の立ち上がりに僕たちはビックチャンスがあったので。そこまでの僕たちの攻撃を相手は掴みきれてなかったんですよね。(相手が我々の攻撃に)慣れてくるとなかなか崩せないので、そこだったかなと思います」と、難しい試合状況の中にも攻略する糸口はあったと分析。勝利を手にできなかったからこそ浮き彫りになった課題とどう向き合っていくかが大事だと話した。
高井幸大のオンとオフの違いにスタジオの2人がWツッコミ
続いて登場したのは、代表初スタメン出場を果たしたDF高井幸大。20歳のホープは記念すべき一戦の感想を問われると「素直に楽しかったなと思いました」と堂々とした一言。その中でも「相手10番との駆け引きは大切だったなと感じましたね」と反省点も口にし、次に向けての糧としての学びを得ていた。試合では堂々としたプレーを展開していたが、インタビューでの口数は少ない。それをナインティナインの矢部に突っ込まれたところ、高井は「人がたくさんいるので…」と関係者の数に緊張していたと明かした。それを聞いた川崎フロンターレの大先輩でもある中村は「あれだけの観衆を前に堂々とプレーしてたのに何言ってんの」とごもっともな指摘。あらためてピッチ上の高井の冷静なプレーに驚かされる一幕だった。
『やべっちスタジアム』#196 : やべっち&憲剛は埼スタへ!サウジ戦直後の選手たちを直撃!
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