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鎌田大地、ドイツ・ブンデスリーガで修練の果てに勝ち取った日本代表への道

「黄金世代」と評されるサッカー日本代表。多くの選手がヨーロッパの名門クラブで活躍している。しかし、スター選手たちの原点をさかのぼると、多くがJリーグで才能を開花させ、プロとしての第一歩を踏み出している。配信コンテンツ「DAZN」では、選手たちのJリーグ時代と、ヨーロッパでの現在のプレーを見比べ、彼らの成長過程を振り返る「Before / After」を無料配信中。第5回は、イングランド・プレミアリーグ「クリスタル・パレスFC」所属・鎌田大地選手(28)の「Before」と「After」に迫った。※トップ画像撮影/清水和良

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184cm、76kの恵まれた体格を生かしたフィジカルの強さ

攻撃的MF(ミッドフィールダー)としての高い技術と、戦術理解力に優れているのが鎌田のキャラクターだ。184cm、76kgの恵まれた体格を生かしたフィジカルの強さも魅力だ。

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출처/Getty Images

鎌田のプロキャリアの出発点「Before」となったのは、高校卒業後の2015年に入団したJ1「サガン鳥栖」から。鳥栖では2年半で65試合に出場し、13得点を記録。この期間中にJリーグ・U-22選抜でも2試合に出場し、将来有望な若手としての地位を確立した。

J1初ゴールは、2015年5月の松本山雅戦。 リードされた後半、相手DFがはね返した球を、ペナルティエリア手前にいた鎌田が右足で振り抜き同点弾。試合後、「考えずに、シュートが外れないように打った」と振り返った。

ドイツ・ブンデスリーガでの実績をひっさげイングランド・プレミアリーグへ

2017年、鎌田選手に転機が訪れる。ドイツ・ブンデスリーガア“イントラハト・フランクフルト”への移籍だ。当初は適応に時間を要したものの、2018年シーズンにベルギーの「シント=トロイデン」へ期限付きで移籍すると才能が“開花”。34試合15得点という結果を残し、欧州での実力を示した。

フランクフルトに戻った鎌田選手は、チームの中核として頭角を現していく。2019年シーズンから2022年シーズンまで、ブンデスリーガで127試合に出場し20得点。2022年シーズンは「UEFAチャンピオンズリーグ」でも存在感を発揮し、グループステージ全6試合に出場して3得点を記している。フランクフルトでの「After」が、鎌田選手を成長させた。

ブンデスリーガで修練の果てに数々の実績を残した鎌田選手は、2023年に新天地としてイタリア・セリエA“SSラツィオ”を選択。29試合に出場し2得点を挙げた。2024年には、かつてフランクフルト時代の指揮官オリヴァー・グラスナー監督率いるイングランド“クリスタル・パレスFC”に移籍。プレミアリーグという新たな挑戦の場を得た。

クリスタル・パレス移籍後の初ゴールは、2024年8月。「カラバオカップ2回戦」ノリッジ戦の試合開始直後、ゴール前に走り込み、スルーパスをファーストタッチでGKをかわし受けると、セカンドタッチでゴールに流し込んだ。

カタールW杯で世界最高峰の舞台を経験した強み

日本代表としての鎌田選手は、2019年3月のコロンビア戦でA代表デビュー。以来、代表チームの重要な戦力として38試合に出場している。

2022年の「カタールワールドカップ」では代表メンバーとして世界最高峰の舞台を経験。2024年の「ワールドカップ予選」バーレーン戦でも先発出場し、先制点につながるPKを誘発するなど、チームの勝利に貢献。代表でもチームの中心選手としての役割が期待されている。

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鎌田大地がラツィオでの逆境を乗り越え、挑戦と復調の先に見つけた希望

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『DAZN』Before / After#5 : 鎌田大地 ~修練の果てに辿り着いた世界最高の舞台~より

配信日:2024年12月9日(月)
콘텐츠:日本代表選手のJリーグ時代のプレーと現在のプレーを比較し、その進化を振り返る

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