
阪神鉄壁のリリーフ陣が崩れる!4時間を超える熱戦は引き分けに
今シーズン初の対戦カードとなる阪神対DeNA。阪神は春の選抜高校野球大会で甲子園が使用できないため、京セラドーム大阪での本拠地開幕となった。前日の試合では、エース才木が打たれ、まさかの敗戦。今回は、阪神ビーズリー、DeNAは大貫晋一の先発で始まった阪神対DeNA(4/2)の試合をハイライトで振り返る。※トップ画像出典/Pixabay(トップ画像はイメージです)

DeNAが先制!しかし中盤は阪神リードへ
阪神はビーズリー、DeNAは大貫の投げ合いで始まった、今カード第2戦。初回は両者とも三者凡退で順調な立ち上がりを見せる。しかし、2回表にさっそく試合が動く。この回先頭のオースティンと宮﨑敏郎の連続ヒットでDeNAが先制のチャンスを作った。タイムリーヒットは出なかったものの、戸柱恭孝のファーストゴロの間に1点を先制。そして4回裏、阪神にもチャンスが訪れる。1アウトから2番中野拓夢がフォアボールを選ぶと、続く3番佐藤輝明がライトへのタイムリー2ベースを放ち同点。さらに1アウト2塁の場面で迎えるは、4番森下翔太。右中間を抜けるタイムリー2ベースで勝ち越しに成功した。
味方の逆転で勢いに乗りたいビーズリーだが、5回表、佐野恵太にライト前ヒットを打たれると、続く戸柱にはライトライン際の2ベースヒット。ノーアウト2・3塁のピンチを迎える。しかし、その後の森敬斗を三球三振、大貫はスクイズ失敗、梶原昂希をショートゴロと、点を与えずピンチを脱した。
両チームとも中軸が活躍
6回表DeNAの攻撃。牧秀悟が2ベースヒットを放ち、5回に続きノーアウトのランナーが出塁。続く3番三森大貴がビーズリーのスライダーを捉え、ライトライン際に2ベースヒット。同点に追いつく。オースティンは空振り三振に仕留め、1アウトランナー2塁で宮﨑。ピッチャーの足元を抜けるセンター前へのヒットで勝ち越し。ここで、阪神はビーズリーから桐敷拓馬へとスイッチする。佐野にヒットを打たれ1アウト1・2塁とするも、戸柱をフォークで空振り三振、森をショートゴロで火消しに成功した。
阪神は6回裏、すぐさま反撃に出る。1アウトから佐藤がライトへのヒットで出塁すると、森下はセンターへのヒットで続く。ここでDeNAも継投へ。大貫から颯へと代わり、打席に迎えたのは5番大山悠輔。2球目のストレートを弾き返し、レフトの頭上を超える2ベースヒットで同点に。DeNAは早めの継投策で、颯に代わり坂本裕哉がマウンドへ。打席の前川右京に3ボールとしたところで申告敬遠し、1アウト満塁。そして迎えるのは、満塁に強い木浪聖也。3-2から低めをしっかりと見極め、押し出しで1点を追加した。
点を取り合うシーソーゲーム!延長12回までもつれ込む
7回裏、代わった堀岡隼人から先頭の近本光司がフォアボールで出塁。中野が送って2塁へ。佐藤は空振り三振に倒れるものの、森下には3ボールとなり申告敬遠。2アウト1・2塁で先ほどの打席もタイムリーを放っている大山を迎えた。堀岡の初球ストレートを捉えライトライン際へ。三森がダイビングキャッチを試みるも届かず後ろに逸らしてしまう。これが2点タイムリー3ベースヒットとなり、6-3と阪神が突き放す。しかし8回表。前の回を完璧に抑えた及川雅貴に代わってマウンドに上がったゲラ。5球で2アウトとなり、宮﨑を迎えるもフォアボール。ここから一気にDeNAの反撃が始まった。続く佐野もヒットで2アウト1・2塁。戸柱はセンターへのタイムリーヒット。ここから代打攻勢に。筒香嘉智が登場すると、ファースト大山への強襲ヒットで満塁。ピッチャー堀岡に代わり京田陽太が打席に向かう。ゲラの初球ストレートをセンターへ弾き返し2点タイムリー。6-6の同点となった。
その後は、両チームともランナーを出しチャンスを作るものの、得点には至らず。4時間28分の熱戦は、引き分けで終了となった。この試合、阪神ビーズリーは5回1/3を87球8安打3失点、DeNA大貫は5回1/3を83球6安打4失点。打手は、阪神大山が5打数2安打3打点の活躍を見せた。1勝1分けで迎える明日の第3戦。阪神がタイに持ち込むか、DeNAがカード勝ち越すか、負けられない戦いは始まったばかりだ。
DAZN『プロ野球ハイライト 阪神 vs DeNA : 4/2』
配信日:2025年4月2日(水)
※기사내의 정보는 전달 시점의 정보입니다