
大谷4号ホームラン、今年も記録樹立なるか?MLBでの日本人選手の活躍(4/8~10)
ア・リーグ、ナ・リーグ各15球団から成るメジャーリーグ。今シーズン王座に就くのはどのチームか?その中でもやはり気になるのが、日本人選手の目覚ましい活躍だ。今やメジャーのスーパースターといっても過言ではないドジャース・大谷翔平の今季4号ホームラン。そして、カブス・鈴木誠也のマルチ安打達成など、今回も日本人選手が活躍した試合をピックアップして、振り返っていく。※トップ画像出典/Pixabay(トップ画像はイメージです)

大谷4号2ラン!今季初の3塁打も飛び出し大活躍
2025年4月8日(日本時間)
ワシントン・ナショナルズ 6-4 ロサンゼルス・ドジャース (ナショナルズ・パーク)
ナショナルズのホーム球場でドジャースvsナショナルズの3連戦が幕を開けた。大谷は1番・DHで出場。1回表、内野にヒットを打つも得点には繋がらず、2回にドジャースの守備ミスで、ナショナルズが2点を先制する。しかし続く3回表の第2打席では、大谷の今季4号となる2ランホームランが炸裂。3-2とナショナルズに1点差まで追いついた。さらに5回表には、今季初となる3塁打を記録。フェンス直撃となる長打に観客の歓声は一層大きく響いた。大谷は第1打席が1塁打、第2打席が本塁打、第3打席が3塁打と、サイクル安打まで2塁打を待つばかりだった。しかし、8回表の第4打席は三振、9回表の第5打席はフルカウントからフォアボールで出塁と、快挙ならず。試合もドジャースは一歩及ばず、フィリーズ戦から2連敗と悔しさの滲む試合となった。大谷はこの試合、4打数3安打2打点1四球で今季2度目の1試合3安打をマーク。打率.311、OPS1.080となっている。
カブス鈴木好調、今季5度目のマルチ安打
2025年4月8日(日本時間)
シカゴ・カブス 7-0 テキサス・レンジャーズ (リグレー・フィールド)
カブスとレンジャーズの3連戦がカブスの本拠地リグレー・フィールドで始まった。カブス鈴木は3番・DHでスタメン出場。1回裏の第1打席はショートゴロに終わったが、続く3回裏の第2打席では、サードへの内野安打で出塁。2アウト1・3塁のチャンスを作った。さらに、5回裏の第3打席ではフォアボールで出塁すると、すかさず2塁へスチール。今季初となる盗塁を華麗に決めた。6回裏2アウト2塁の場面では、バットの先でボールを捉え、センターへと運ぶタイムリーヒット。この鈴木のタイムリーがとどめの7点目となり、今試合カブスは7-0でレンジャーズに快勝した。鈴木はこの試合、3打数2安打1打点1四球1盗塁と大活躍。今季5度目となるマルチ安打を記録した。
千賀、今季初勝利!5回を無失点に抑える好投
2025年4月8日(日本時間)
ニューヨーク・メッツ 2-0 マイアミ・マーリンズ (シティ・フィールド)
メッツはホーム球場のシティ・フィールドで、マーリンズと対戦。千賀滉大は、今季自身2度目の先発登板となった。1回表に相手走者の2塁への盗塁も、新人捕手のヘイデン・センガーとの絶妙なコンビネーションで阻止。同回、ノーアウト1・2塁のピンチに陥るもヘイデンとの息の合ったプレーで切り抜けた。千賀の得意とするフォークボールで三振がなかなか決まらない中でも、相手に得点を許さず、5回に無失点でマウンドを下りた。千賀は5回まで77球を投げ、5被安打、4奪三振、2与四球という上々の成績を残した。その後、メッツは2点をリードしたまま相手に得点を許さず勝利。味方リリーフ陣の健闘もあって、千賀は今季初の勝利投手に輝いた。
大谷が打って走って大活躍!チームの勝利に貢献
2025年4月10日(日本時間)
ロサンゼルス・ドジャース 6-5 ワシントン・ナショナルズ(ナショナルズ・パーク)
ナショナルズの本拠地で行われたドジャースとナショナルズ3連戦の最終日。ナショナルズに2戦中2敗と、スイープ寸前のドジャースは最終戦に背水の陣で臨んだ。ドジャースの大谷は1番・DHでスタメン出場。1回表の第1打席でライトへのヒットを放ち、続く打者のタイムリー3塁打でホームに戻り先制のホームを踏んだ。4打席目の7回表では、内野にヒットを放ち1塁へ出塁。そして相手キャッチャーが盗塁刺を諦めるほどの瞬足で、今季3度目の盗塁に成功した。その後テオスカーのタイムリーで勝ち越しのホームインを決め、試合は6-5でドジャースが逆転勝利を収めた。今試合大谷は、4打数2安打1四球1盗塁の大活躍を見せ、チームの勝利に大きく貢献した。実に開幕から14試合連続で出塁。シーズンを跨いで29試合連続出塁の記録を残し、今シーズンの打撃成績は打率.315、OPS1.024となった。勢いに乗る大谷のこれからの活躍がますます楽しみでならない。
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