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ソフトバンクが開幕3連戦の借りを返す!広島も本拠地で3連勝を飾りセ・リーグ首位に

接戦が続くセ・リーグと、徐々に差が開きつつあるパ・リーグ。この時期にはめずらしく、降雨による中止やノーゲームなどの試合が相次いだカードだった。今回はその中でも、森下暢仁と戸郷翔征の開幕投手同士の投げ合いで始まった広島対巨人戦と、今シーズン移籍し古巣と初対戦となる石川柊太、いまだ勝ち星のない有原航平の投げ合いで始まったロッテ対ソフトバンクの対戦カードを振り返る。※トップ画像出典/Pixabay(トップ画像はイメージです)

아이콘 왕국 아이콘KING GEAR 편집부 | 2025/04/17

広島・森下、巨人・戸郷のエース級も登場!広島対巨人の熱戦を振り返る

4/11

DeNA 降雨ノーゲーム ヤクルト
阪神 6 - 3 中日
勝 村上頌樹(3勝0敗)   S  岩崎優(0勝0敗5S)
敗 髙橋宏斗(0勝2敗)
広島 12 - 3 巨人
勝 森下暢仁(2勝1敗)
敗 戸郷翔征(0勝2敗)

4/12

DeNA 5 - 4 ヤクルト
勝 ケイ(1勝0敗)  S  伊勢大夢(0勝0敗1S)
敗 ランバート(1勝1敗)
阪神 2 - 3 中日
勝 松葉貴大(2勝1敗)  S  松山晋也(0勝0敗5S)
敗 西勇輝(0勝1敗)
広島 1 - 0 巨人
勝 床田寛樹(1勝1敗)
敗 赤星優志(1勝2敗)

4/13

DeNA 中止 ヤクルト
阪神 中止 中日
広島 5 - 3 巨人
勝 森翔平 (3勝0敗)  S  栗林良吏(1勝0敗3S)
敗 石川達也(1勝2敗)

マツダスタジアムでおこなわれた広島対巨人の3連戦。初戦は両チームエースの投げ合いとなった。広島・森下、巨人・戸郷の先発でプレイボール。先手を取ったのは巨人、2回表キャベッジがデッドボールで出塁すると盗塁で2塁へ、1アウト3塁の状態で7番の甲斐拓也がレフトへタイムリーヒットを打ち1点先制。しかし広島はその裏、末包昇大、野間峻祥の連続ヒットでチャンスを作ると、菊池涼介がレフト線へ鋭い打球を放ち2ベースヒット、2点獲得であっさり逆転し、この回3得点で3対1とした。4回裏、表の攻撃で1点差に詰め寄られるが、先頭のファビアンのレフト前ヒットを皮切りに長短打を含め7安打で一挙7得点。3回1/3で戸郷をノックアウトした。試合は、追加点も含め12対3で広島の大勝となった。

第2戦、前日の試合とは打って変わって緊迫した投手戦となった。広島・床田、巨人・赤星の両先発はヒットを打たれても落ち着いたピッチングで0点に抑えていく。少ないチャンスをものにしたのは広島。3回裏、田村俊介がセンターオーバーの3ベースヒットを放ち、1アウト3塁のチャンス。このチャンスに広島が選択したのはスクイズだった。バッター矢野雅哉の2ボール1ストライクからの4球目、アウトコースの変化球、ボール球に矢野は必死に食らいつき見事スクイズを決め先制に成功。その後先発の床田は巨人の反撃を許さなかった。試合は虎の子の1点を守り切り、123球8安打7奪三振の力投を見せた床田が今季初完封で広島が2連勝とした。

第3戦、広島・森、巨人・石川の先発で始まった試合。森は無傷の2連勝中、3連勝を狙いたいところ。初回、先頭バッターの泉口友汰にいきなりセンター前ヒットを打たれランナーを背負うも4番岡本和真をファールフライに打ち取り無失点で切り抜ける。一方石川は、前回登板で5回1失点と悪くない内容だったが味方の援護なく負け投手に。ここはリベンジしたいところだ。1回裏、先頭バッターの二俣翔一にいきなり2ベースヒットを打たれピンチに、送りバントで1アウト3塁、3番小園海斗に初球をライト前へはじき返され、早々に先制されてしまう。4回に同点に追いつくも、5回裏、2アウト2塁から小園がセンター前へヒットを放つとセンターのヘルナンデスが後逸、なんと打った小園も生還し2得点され逆転されてしまう。その後巨人も反撃するが、広島の小刻みな継投で一歩及ばず、最終回、広島守護神の栗林が三者凡退に抑え広島の3連勝となった。

開幕シリーズ3連勝のロッテがその相手ソフトバンクと再び対戦!

4/11

日本ハム 2 - 0 西武
勝 杉浦稔大(1勝0敗)
敗 甲斐野央(0勝1敗)
楽天 1 - 4 オリックス
勝 田嶋大樹(1勝0敗)  S  マチャド(1勝0敗4S)
敗 早川隆久(1勝1敗)
ロッテ 4 - 5 ソフトバンク
勝 オスナ(1勝0敗)  S  杉山一樹(0勝1敗1S)
敗 小野郁(0勝1敗)

4/12

日本ハム 1 - 2 西武
勝 隅田知一郎(2勝0敗)  S 平良海馬(0勝0敗2S)
敗 池田隆英(0勝1敗)
楽天 2 - 4 オリックス
勝 九里亜蓮(2勝0敗)
敗 松井友飛(0勝1敗)
ロッテ 0 - 8 ソフトバンク
勝 大関友久(1勝0敗)
敗 小島和哉(1勝1敗)

4/13

日本ハム 2 - 7 西武
勝:渡邉勇太朗(1勝1敗)
敗:バーヘイゲン(1勝2敗)
楽天 1 - 6 オリックス
勝:宮城大弥(2勝0敗)
敗:古謝樹(1勝1敗)
ロッテ 中止 ソフトバンク

ピックアップゲームはロッテ対ソフトバンク。初戦の先発はロッテ石川柊太、ソフトバンクは有原航平。石川は昨年FAでロッテに入団。古巣のソフトバンクに恩返しのピッチングをみせたいところ。しかし、先手を取ったのはソフトバンク。2回表1アウト1・3塁のシチュエーションでバッター廣瀨隆太が、3球目の高めに甘く入った変化球をレフトまで運び、犠牲フライで1点先制した。4回には、4番山川が真ん中付近の甘い球を見逃さずジャストミート、レフトスタンドへ突き刺さる第3号ホームランで1点追加する。ロッテの反撃は6回、それまでヒットなどでランナーは出すもののソフトバンクの好守などもあり無得点だったが、この回先頭のポランコはフルカウントからの真ん中に入った甘い球をはじき返し、ライトスタンドへ第1号ソロホームランを放つ。続く7回、2アウトから藤原恭大、藤岡裕大の連続ヒットで2アウト1・2塁とすると、髙部瑛斗が初球真ん中高めの変化球を、ライト前へはじき返すタイムリーヒットで同点に追いつき、粘投していた有原をマウンドから引きずり下ろした。続くポランコにもタイムリーが生まれロッテは逆転に成功する。しかしソフトバンクは、8回今宮健太のタイムリーで同点、9回山川の、この日2本目となる第4号ソロホームランで土壇場で逆転に成功、9回裏を抑えのオスナに託す。だが、ロッテ打線がオスナに牙をむく。2本のヒットで2アウト1・3塁のチャンスに回ってきたポランコはオスナのストレートをジャストミートし、ライト前へタイムリーヒットを放ち再び同点とした。試合はそのまま延長戦へ突入。10回表、先頭の野村勇はロッテ5番手の小野の初球、大きく曲がる高めの変化球にうまく合わせ、レフトスタンドへ値千金の第1号勝ち越しソロホームランを叩き込む。試合は、その1点を守りぬいたソフトバンクが接戦の初戦を制した。

第2戦、小島と大関の先発でプレイボール。この日もソフトバンクが先手を取る。3回先頭の牧原大成がレフト線の2ベースヒットで出塁、続く周東佑京はショートゴロに打ち取られるが、その間にランナーは3塁へ。ここで佐藤直樹がライト前へタイムリーヒットを打ち1点先制、試合の主導権を握っていく。続く4回は2本のヒットと2本のタイムリーで3点を追加。5回にはフォアボールとロッテ守備のエラーで1点追加のあと廣瀨がインコースのボールを振りぬき、レフトスタンドまで運ぶ第1号2ランホームランでこの回3点追加。結局ソフトバンクは15安打8得点、投げては大関が7回を2安打8奪三振、継投の投手もロッテ打線を抑え込み、無失点で勝利を収めた。連日熱戦が続く日本プロ野球、これからも目が離せない試合が続く。

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