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【J1第11節】京都が暫定首位に浮上!横浜FCはG大阪相手に3戦連続ドロー

明治安田J1リーグは第11節まで終了。消化した試合数にバラつきがあるものの、順位が大きく変動し、京都が首位に上り詰めた。上位~中位の顔ぶれも変わり、一時はトップを走るも順位を落としていた鹿島が再び3位に浮上している。今回はそんな第11節の試合結果をまとめつつ、「新潟 vs 京都」「横浜FC vs G大阪」の2試合を振り返っていこう。※トップ画像出典/Pixabay(トップ画像はイメージです)

아이콘 왕국 아이콘KING GEAR 편집부 | 2025/04/28

第11節(4/19・4/20開催分)試合結果

第11節は4月19日に1試合、20日に残りの9試合が行われ、結果は下記の通りとなった。まず着目したいのがトップ3の並びだろう。2位だった京都が新潟に勝利して1位となり、2位に柏、3位に鹿島が並ぶ。鹿島は連敗を3でストップし、8位からのジャンプアップだ。一方、首位まであと一歩だった広島は名古屋に敗れ、2連敗を喫して10位に順位を下げる。勝利した名古屋は、連敗を2で止めて最下位から脱出した。横浜FMは3連敗を喫し、とうとう20位に転落。FC東京や新潟とともに白星から遠のいており、苦しい状況が続いている。

4/19開催

・新潟 1-2 京都

4/20開催

・横浜FC 1-1 G大阪
・清水 3-1 福岡
・名古屋 2-1 広島
・神戸 1-0 町田
・岡山 1-2 鹿島
・川崎F 0-0 東京V
・湘南 0-1 柏
・C大阪 1-1 FC東京
・浦和 3-1 横浜FM

京都、後半の反撃で暫定首位に上り詰める

浦和がクラブワールドカップに出場する関係で、京都は第20節を前倒しで4月16日に開催。1-2で6試合ぶりに黒星を喫してしまったが、順位表では2位の位置から勝点1差で首位福岡を追っている。そんな京都は今節新潟と対戦。過去の対戦成績は京都から見て12勝7分8敗と勝ち越しているが、昨季はシーズンダブルされ悔しい思いをした。しかし、新潟は降格圏に沈んでおり、今季の戦績を比べても勢いは京都が上回っているのは明白。今季1戦目で勝利を上げ、昨季の雪辱を果たしたいところだ。

立ち上がりからコンディションのよさを見せつける京都。ハイプレスを仕掛けて押し込み、セットプレーで相手ゴールを立て続けに脅かす。ところが、先に試合を動かしたのは新潟だった。PKでキッカーを務めた矢村健にゴールを決められ、19分に先制点を奪われてしまう。京都は引き続きセットプレーでチャンスを作るが、得点には至らず1点ビハインドで折り返しとなった。京都は後半開始から選手を入れ替え、流れを手繰り寄せようとする。その後も56分、66分に布陣を調整しながら反撃に出ると、遂に同点弾が生まれた。73分、左サイドから原大智が長いクロスを供給すると、ラファエル・エリアスが相手を交わしながら左足でシュートを決める。このゴールはエリアスにとって今季8点目となり、J1得点ランキングでは首位タイにまでランクアップした。勢いづいた京都は逆転にも成功する。86分、エリアスが蹴ったルーズボールがゴールに向かって転がると、それを見逃さなかった奥川雅也が相手GKを交わしてきっちり流し込んだ。そのままスコアは動かず試合は終了し、勝点3を獲得した京都は今節の結果をもって暫定首位に上り詰めた。

今シーズン曺貴裁体制5年目の京都は、“一戦必勝”の精神で目の前の1戦1戦に全力を注いでいる。次節はホームに横浜FCを迎えるが、いい流れを継続して首位の座を守れるのか注目だ。

横浜FCとG大阪はまたしてもドローでフィニッシュ

今季からJ1に戦いの舞台を移した横浜FC。補強では名を轟かせてきた新戦力を各ポジションに獲得し、持ち味でもある堅守に軸を置きつつ攻撃力をより向上させてシーズンをスタートさせた。第10節の時点で3勝2分5敗と決して好調とは言えない戦績だが、4月16日に行われたルヴァンカップ2回戦ではアグレッシブな北九州を相手に2-1で勝利。若手中心の布陣で掴んだ白星は、大きな自信に繋がっただろう。今節はホームにG大阪を迎えるが、前試合の勢いのまま勝点3を獲りにいく。

G大阪ボールでキックオフ。立ち上がりは横浜FCが最終ラインを上げて敵陣に押し込む。すると前半7分で早速先制に成功。ペナルティエリア左角から鈴木武蔵がクロスを入れると、ゴール正面で待ち構えたンドカ・ボニフェイスが頭で合わせた。ところが、その7分後に山根永遠のクロスを相手GKにキャッチされ、すぐさまロングフィードを背後に供給される。その時はGK市川暉記が前に出ていたため、相手にふわっと弧を描くミドルシュートを放たれて追いつかれてしまった。そのまま得点は動かず後半に入り、激しく攻め合う展開が続く。しかし、両チームともチャンスを決めきれず、1-1で試合は終了。2023年は2戦ともドローに終わっていたため、直接対決では3戦連続引き分けとなる。次なる対戦は8月になるが、今季こそ決着をつけられるのか見ものだ。

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