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“文武両道”から生まれたJリーガー中町公祐が歩んだサッカー人生とギアへのこだわり Vol.3

横浜F・マリノスの選手会長である中町公祐選手。彼の人生はまさに”文武両道”という言葉で表される。Vol3ではJリーグ→大学→Jリーグと渡り歩いた中町のこだわりギアについて紹介してもらった。

상이케다 텟페이 | 2018/08/10
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――ギアについて教えてください。ミズノ選ばれてますけど、今回ミズノを選ばれた理由を教えてください。 

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中町
: スタートはアビスパ福岡時代のミズノでした。J1に上がったタイミングで違うメーカーに変えたのですが、またミズノに戻りました。僕の背信行為でしたね・・・。 

――やっぱり好きですか?プロダクトそのもの。 

中町: かなり信頼していますね。無理言っても聞いてくれるので。

――たとえばどういう? 

中町: 皮は違うやつにしています。

 ――皮というと、牛とかカンガルーの世代ですよね。最近人工皮革になってきて、性能が上がる反面、俊輔さんもうそうなんですけど、やっぱり皮があの感覚が好きっていう人が多いんですよね。アッパーに対してのこだわりなどはありますか。

中町: 僕はカンガルー世代ですね。アッパーは中ぐらいがいいです。跳ね返す感じがあった方がいいですね、薄すぎるのは嫌いなので。   

――ポイントの形状とか、今新しいものになって感じることはありますか。 

中町: 2004とかの時にパラメヒコ歯形にしている人が多いですよね。上の方の選手もそれに変えている人多くて。

僕は丸ポイント派だったので、それでずっとやっていましたけど、ミズノのイグニタスからブレードに関する信頼を置くようになって。ソールが柔らかいのは嫌いですけどね。柔らかいので出てきた時は固くしてくれってお願いしています。
 

――ヒールの部分とかですね。

中町: しっかりしているにこしたことはないですけど。この作りは結構気に入っています。 

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――
ミズノさんはそういう意味でいくとプロダクト力が抜きん出ていますね。グランドのタイプによって自分自身のスパイクを変えるってことは考えたりします?

中町: 結構考えますね。若い時は絶対ダメでしたけど、筋力があがったのか、自分の身体が対応できるようになったというのもあるので、基本的にはミックスで行きたくて。 

――
プロ選手としてこういう靴、スパイクが欲しいというのはあったりしますか?

 中町: 強いて挙げるなら、ポイントの高さを自由に調節できたらいいなと思います。 

――最後に今シーズンの意気込みなどを聞かせて頂ければと思います。

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中町: 監督が変わって新しいことにチャレンジするっていうのがあるので、そこをどうチーム全体で表現していくかというのが1つと、とはいえやっぱり横浜F・マリノスというチームなので、その新しいことにトライしていくっていうだけで納得するチームではないっていう部分は僕自身重々承知しているので、言い換えると監督の求めていること、チャレンジしつつもその結果という部分も同時についてこないといけないクラブだと思うので、そうなるよう引っ張っていきたいなと思います。(了)


取材協力/横浜F・マリノス
写真/長田慶