기어와 함께 되돌아 아오키 유우스케 (산토리 산고리아스) 럭비 인생 "Vol.4 두 번째 경력의 비전을 확고하게!"
昨シーズンをもって現役を引退し、来シーズンから現役時と同じくサントリーサンゴリアスのスクラムコーチに就任する青木佑輔さん。Vol.4では現役の内からセカンドキャリアのビジョンをしっかりと考えておく大切さなどの話を聞かせてもらった。
키쿠치 코헤이
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2018/04/03
<Vol.3는 여기에서>
――大学で得た知識が普段の生活やラグビーにも活きたりしましたか?
青木:そこで聞いたことなどをチームのS&C(strength and conditioning)のコーチとかに聞いたり、今までは乳酸は溜まるから邪魔者でよくないものって感覚でやっていたんですけど、勉強すると乳酸はエネルギーに変わるとか、どのように変わっていくかなどの学びがありました。
――トレーニングにもおおいに活かせる学びですね。
青木:そうですね。ウエイトトレーニングをする前に有酸素トレーニングをするよりも、ウエイトトレーニングをしてから有酸素トレーニングをした方が、体に良いとか血液の流れを作れるとか学びました。
――本当に勉強とトレーニングは繋がっていますね。
青木:そうですね。引退したらラグビーを指導する立場になりたいと思っていました。
――学校の部活とかですか?
青木:はい。学校の先生にもなりたいですが、まずはラグビーの指導者になるということで社会人にも教えたいと思います。そういうところで学んだことを高校とか若い選手に教えていきたいなとは思いますね。
――サントリーの成績が良くなかった時期もあったじゃないですか。でもここ最近は2連覇したりと強くなったきっかけを教えてください。
青木:約3年半前に新しい監督が入ってきたときに一時低迷しました。その時はある程度の軸があれば、みんな好きな案があればそれをやろうよといった感じで、自由にやらせてくれたんですよ。
でも、やっぱりそれだとチームプレイの中でみんなバラバラになってしまうというか同じ絵が見えづらくて。結局プレッシャーのかかった試合だとバラバラになってしまうんですよ。
相手が弱くて自分たちが何でもできる、すべてゲームをコントロールできるのであれば勝てると思うんですけど、プレッシャーがかかってくる試合になってくると、みんな勝手なことをしだして、やってきたことが全く出来なくなってしまうのでまとまりがないんです。
最近では常に練習の中でもプレッシャーを与えられたりとか、うまくいかない想定で練習したりとか、常にゲームに近い状況で練習が出来ていました。
――どんな練習なんですか?
青木:例えばプレッシャーのかかった後半の最後に負けている状況でも逆転をしようとか、そういうシチュエーションを考えて練習したりしていました。
――本番に近いシチュエーションを想定して練習しているから、勝負強くなったり勝ち切ることができたりしているんですね。
青木:試合の1週間前からも試合日が雨予報だったら事前に準備しておこうだとか。ボールをわざと濡らして練習したり、雨だとパスがなかなか通らないので選手と選手の幅を狭くしたり、タイミングを少し遅らせたりとか、いつもより深めでもらったりとか工夫します。
やはり晴れの日と同じ状況で練習していると、いざ雨が降るとうまくいかないですね。だからすごい考えて練習をし、常に試合を想定してます。
――試合の為の練習を!ということですね。
青木:あとは試合がない日でも海外のラグビーを見て相手を分析するんです。それでサントリーだったらどう戦うかをみんなで分析して「こうやって戦おう!」と話し合います。
――青木さんは社員契約もプロ契約も経験されてきましたが、プロ契約ってチームに何人くらいいるんですか?
青木:日本人のプロは5人しかいないです。外国人メンバーは全員プロで。全体からみるとプロは4分の1くらいじゃないですかね。
――社員選手は仕事がうまくいかないと、仕事での感情をグラウンドに持ち込むような方もいるのではないかと思うんですけどいかがですか?
青木:多分いると思いますし、感じますよ。プロ契約の選手はチームの成績によって自分達の年俸が下がってしまったりするわけじゃないですか。
そういう中で温度差を感じてしまったりとか、後輩から「ラグビーをやっていく自信がない」みたいな話をされると、ラグビーをやる自信がなくて辞めても、まだ社員として働けるのでそんなことプロ契約の俺に言われてもとか正直思ったりもします。
だから言い方が悪いかもしれないですけど彼らはラグビー100%ではないと思うんですよ、僕らよりも考えている部分が。
それはもちろん仕事があるので考えなくてはいけないと思うので。だけどそこをなるべく100%に近づけてほしいじゃないですか。それかここ(練習場)に来るんだったらここではラグビーを100%にしてほしくて。
やっぱりここに来ても仕事の電話とかしていますし、まあそれは無理だと思うのでせめてグラウンドに出ている間だけでもラグビーに100%注ぎ込んでもらってやるって形にしてほしいですね。
――本当にこれまで沢山の経験をされた青木さんだからゆえに感じることだと思います。今の話に近いことなんですが、セカンドキャリアを現役のうちから考える良し悪しはどう思いますか?
青木:それは絶対考えた方がいいんじゃないですか?やっぱり次のビジョンはしっかりしてないと無駄な時間を過ごしてしまうと思うんですよね。100%サッカーとかラグビーにのめりこむことは大事だと思うんですけど、その後の人生も考えながらやらないと。
僕は元々教師になりたくて、教職も取るためにプロになりたいですと言ったんですよ。やっぱりそのあとの人生の方が長いですし、その後のことを考えたら怖いと思うんですよね。だからセカンドキャリアを考えることは大事です。
――色々な話を聞かせて頂きありがとうございます。これからまさに青木さんのセカンドキャリアが始まりますね。スクラムコーチという新たなフィールドでの活躍を注目させて頂きます。
(있다)
사진 : 에노모토 다카히로
取材協力:サントリーサンゴリアス
https://www.suntory.co.jp/culture-sports/sungoliath/
――大学で得た知識が普段の生活やラグビーにも活きたりしましたか?
青木:そこで聞いたことなどをチームのS&C(strength and conditioning)のコーチとかに聞いたり、今までは乳酸は溜まるから邪魔者でよくないものって感覚でやっていたんですけど、勉強すると乳酸はエネルギーに変わるとか、どのように変わっていくかなどの学びがありました。
――トレーニングにもおおいに活かせる学びですね。
青木:そうですね。ウエイトトレーニングをする前に有酸素トレーニングをするよりも、ウエイトトレーニングをしてから有酸素トレーニングをした方が、体に良いとか血液の流れを作れるとか学びました。
――本当に勉強とトレーニングは繋がっていますね。
青木:そうですね。引退したらラグビーを指導する立場になりたいと思っていました。
――学校の部活とかですか?
青木:はい。学校の先生にもなりたいですが、まずはラグビーの指導者になるということで社会人にも教えたいと思います。そういうところで学んだことを高校とか若い選手に教えていきたいなとは思いますね。
――サントリーの成績が良くなかった時期もあったじゃないですか。でもここ最近は2連覇したりと強くなったきっかけを教えてください。
青木:約3年半前に新しい監督が入ってきたときに一時低迷しました。その時はある程度の軸があれば、みんな好きな案があればそれをやろうよといった感じで、自由にやらせてくれたんですよ。
でも、やっぱりそれだとチームプレイの中でみんなバラバラになってしまうというか同じ絵が見えづらくて。結局プレッシャーのかかった試合だとバラバラになってしまうんですよ。
相手が弱くて自分たちが何でもできる、すべてゲームをコントロールできるのであれば勝てると思うんですけど、プレッシャーがかかってくる試合になってくると、みんな勝手なことをしだして、やってきたことが全く出来なくなってしまうのでまとまりがないんです。
最近では常に練習の中でもプレッシャーを与えられたりとか、うまくいかない想定で練習したりとか、常にゲームに近い状況で練習が出来ていました。
――どんな練習なんですか?
青木:例えばプレッシャーのかかった後半の最後に負けている状況でも逆転をしようとか、そういうシチュエーションを考えて練習したりしていました。
――本番に近いシチュエーションを想定して練習しているから、勝負強くなったり勝ち切ることができたりしているんですね。
青木:試合の1週間前からも試合日が雨予報だったら事前に準備しておこうだとか。ボールをわざと濡らして練習したり、雨だとパスがなかなか通らないので選手と選手の幅を狭くしたり、タイミングを少し遅らせたりとか、いつもより深めでもらったりとか工夫します。
やはり晴れの日と同じ状況で練習していると、いざ雨が降るとうまくいかないですね。だからすごい考えて練習をし、常に試合を想定してます。
――試合の為の練習を!ということですね。
青木:あとは試合がない日でも海外のラグビーを見て相手を分析するんです。それでサントリーだったらどう戦うかをみんなで分析して「こうやって戦おう!」と話し合います。
――青木さんは社員契約もプロ契約も経験されてきましたが、プロ契約ってチームに何人くらいいるんですか?
青木:日本人のプロは5人しかいないです。外国人メンバーは全員プロで。全体からみるとプロは4分の1くらいじゃないですかね。
――社員選手は仕事がうまくいかないと、仕事での感情をグラウンドに持ち込むような方もいるのではないかと思うんですけどいかがですか?
青木:多分いると思いますし、感じますよ。プロ契約の選手はチームの成績によって自分達の年俸が下がってしまったりするわけじゃないですか。
そういう中で温度差を感じてしまったりとか、後輩から「ラグビーをやっていく自信がない」みたいな話をされると、ラグビーをやる自信がなくて辞めても、まだ社員として働けるのでそんなことプロ契約の俺に言われてもとか正直思ったりもします。
だから言い方が悪いかもしれないですけど彼らはラグビー100%ではないと思うんですよ、僕らよりも考えている部分が。
それはもちろん仕事があるので考えなくてはいけないと思うので。だけどそこをなるべく100%に近づけてほしいじゃないですか。それかここ(練習場)に来るんだったらここではラグビーを100%にしてほしくて。
やっぱりここに来ても仕事の電話とかしていますし、まあそれは無理だと思うのでせめてグラウンドに出ている間だけでもラグビーに100%注ぎ込んでもらってやるって形にしてほしいですね。
――本当にこれまで沢山の経験をされた青木さんだからゆえに感じることだと思います。今の話に近いことなんですが、セカンドキャリアを現役のうちから考える良し悪しはどう思いますか?
青木:それは絶対考えた方がいいんじゃないですか?やっぱり次のビジョンはしっかりしてないと無駄な時間を過ごしてしまうと思うんですよね。100%サッカーとかラグビーにのめりこむことは大事だと思うんですけど、その後の人生も考えながらやらないと。
僕は元々教師になりたくて、教職も取るためにプロになりたいですと言ったんですよ。やっぱりそのあとの人生の方が長いですし、その後のことを考えたら怖いと思うんですよね。だからセカンドキャリアを考えることは大事です。
――色々な話を聞かせて頂きありがとうございます。これからまさに青木さんのセカンドキャリアが始まりますね。スクラムコーチという新たなフィールドでの活躍を注目させて頂きます。
(있다)
사진 : 에노모토 다카히로
取材協力:サントリーサンゴリアス
https://www.suntory.co.jp/culture-sports/sungoliath/