아시아 철새 "이토 제단을 본 적이 스파이크와 세계」Vol.3 골키퍼는 크다 소! ?
연하장 만의 교제가 아니라 매년 1 회 이상 만나는 친구는 몇 명이나 있을까? 이번 주인공 인 伊藤壇 씨는 16 년 전 만남 매년 1 회 이상 만나 친구이다. Vol.3에서는 마스크를하면서 연습 한 이야기 나, 라인이없는 그라운드에서 연습 경기를 한 이야기 등 해외이기 때문에 일어날 수있는 이야기를 해달라고했다.
키쿠치 코헤이
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2017/10/05
<Vol.1은 여기에서>
<Vol.2는 여기에서>
ーー札幌のチームで1年プレーしてからシンガポールへ行くじゃないですか。その時に何を履いていたか覚えてます?記念すべき海外リーグ1カ国で何を履いたか?
伊藤 覚えているよ!現地のミズノが出してくれてたよ。
――シンガポールの現地のミズノですか?
이토 そうだね。実は1番初めは選手でなくて少年サッカーのコーチとして行ったんだ。その時に知り合ったミズノの人から出してもらったんだ。
――それは何か覚えてますか?モレリアですかね?
伊藤 いや、名前は分からないんだよね。日本にないようなミズノのスパイクだと思うよ。モレリアではなかった。
ーーその後にシンガポールリーグのウッドランズに入りましたよね。その時はそのままミズノを履きましたか?
<Vol.2는 여기에서>
ーー札幌のチームで1年プレーしてからシンガポールへ行くじゃないですか。その時に何を履いていたか覚えてます?記念すべき海外リーグ1カ国で何を履いたか?
伊藤 覚えているよ!現地のミズノが出してくれてたよ。
――シンガポールの現地のミズノですか?
이토 そうだね。実は1番初めは選手でなくて少年サッカーのコーチとして行ったんだ。その時に知り合ったミズノの人から出してもらったんだ。
――それは何か覚えてますか?モレリアですかね?
伊藤 いや、名前は分からないんだよね。日本にないようなミズノのスパイクだと思うよ。モレリアではなかった。
ーーその後にシンガポールリーグのウッドランズに入りましたよね。その時はそのままミズノを履きましたか?
伊藤 ウッドランズからロットのスパイクを出してもらっていて、チームからはそれを履けって言われてたけれど、やっぱりミズノが履きやすかったから、ウォーミングアップの時だけロットを履いて試合の時にミズノを履いたら怒られて(笑)
――チームから言われるんですね。
伊藤 やっぱそこら辺は大人の事情ということですごい言われたね。プロになってから仙台に入ってからもそうだったけれど縛りがなかったから、どこのスパイクを履いても何も言われる事なかったんだ。 でもシンガポールの時くらいからスポンサーとか契約とか絡んでくるっていう大人な事情ってもちろんあるんだなって学んだよ。
――そこから20カ国の海外リーグを渡り歩くじゃないですか。全部の国の詳細を話してもらうとすごい大変だと思うので、この国ではこれを履いたとか、この国ではこんなにグランドがぐちゃぐちゃだったとかインパクトがあった話を聞かせてください。環境でいうと日本と海外の1番の違いってなんですか?
伊藤 芝だね!
――芝!具体的にどう違うんですか?
伊藤 日本のスタジアムの芝ってウォーミングアップで座ったらさ、ケツに芝が刺さるようなイメージじゃん。短くてツンツンしている。 東南アジアとかアジアの芝って普通に雑草みたいに寝てるんだよね。葉っぱみたいな感じ。ぱっと見はフラットなんだけど、芝が重い。質が全然違う。
――その芝に対応する為にスパイクはどうしてましたか?
伊藤 やっぱり取り替え式じゃないと滑るんだよね。
――取り替え式がメインなんですね。
이토 う~ん、でもなんか固定式を履いている人が多いし、俺もスタッドが長いとキックする時に引っかかるから好んで固定を履くけど、ディフェンダーの選手とかはポジション的に取り替え式を履かないとちょっと厳しいかな。
――芝が深い感じですよね、足をとられるというか。あとスパイクの話だけではなく、環境や海外の大変さなどを聞かせてください。シンガポールはめちゃくちゃ暑かったじゃないですか。 暑さや芝生が違うとか、日本でいくら上手くても海外特有の環境に適応出来ない選手も多いじゃないですか。そういう難しさとかを聞かせて欲しいです。
伊藤 まずね、簡単なようで海を渡ってあっちこっちに行くってことを出来ない人がたぶん多いのかもね。
――まずは日本を飛び出すことに対する壁ですね。
伊藤 飛び出したら飛び出したで、食べ物とか住む所とかそういう環境に適応できない人って、チームに入ったら入ったで協調性がないとそういう所に入ってもコミュニケーションがとれないじゃん。英語ができる出来ないを別にしても。
適応能力がないとまずサッカーをやる以前にそういうハードルがあって、さらにサッカーってなると俺もそうだけど、日本人だし日本のサッカーで育ってきたから、考え方は日本人なんだ。 例えばシンガポールに行ったら「シンガポールのサッカーはこうです」とか「監督が求めているのがこうです」とか、自分の理想としているサッカーとは180度違ったとしても、その国で生き残る為には自分のサッカー感を全部捨てないといけないよね。
「俺はこうです、こういう風にやりたいです!」とかそんな選手は絶対にいらないので。「じゃあこっちの選手を取ります。」って言われてしまうから、やっぱり適応能力だね、簡単に言えばね。
――その国に合わせるってことですね。
伊藤 合わせることだね。よっぽどスーパーな選手だったらその選手に合わせてチーム作りをしてくれるけど、監督とかって毎回変わるわけだし、その都度適応していく力というのは一つの能力だと思う。適応能力など全てを含めて実力になっていく。
――壇さんはけっこう偏食があったわけじゃないですか、野菜を食べないとか。食へのこだわりはないですか?
伊藤 それはね、全くないね!好きな物を食べて、昔からそうだけどストイックにしてストレスを溜めたくないから。
――けっこう深い時間にお菓子とか食べていて(笑)それが逆に良いんでしょうね。
伊藤 それが良いのか分からないけど、精神的にはいいんじゃないかな。色んな事にプレッシャーをかけるとかストイックにやり過ぎるとこう…。
――壊れちゃいますよね。
伊藤 追い込まれてしまう。それでなくとも海外の生活ってストレスがかかることが多いから。食べ物は特に気は使わない。 焼肉食べたかったら、焼肉食べるし、2日連続でも3日連続でも食べるし、お菓子を食べたかったらお菓子食べるし(笑)
――自然体ってことですね!海外で長く活躍する秘訣のひとつかもしれませんね。そういう意味でこの国はすごいストレスがかかったなというエピソードは?
伊藤 断トツでネパールだね。ネパールはグラウンドが本当に大変だった。
――砂利みたいな感じですか?以前に映像見せてもらいましたが芝生ではないですよね?
伊藤 練習場が砂みたいな所で、あまりにも砂ぼこりとか凄いから、選手がマスクして練習するんだよね。初めは理由が分からなかったから、マスクをしてあえて追い込んでいるのかなって思ってたんだ(笑)
――心拍数を上げようとして(笑)
伊藤 そう、心拍数を上げる為に。こういう風に適応していくのかなって思ったら、練習が終わってから分かったんだけどね。 練習中に砂ぼこりが凄くて、髪とかカチカチになるんだよね。鼻の穴も真っ黒だし、耳の中も真っ黒だし、そういうことね!ってわかって。あとはネパールで試合する時もまず綺麗な芝がないから大変だったんだ。
――土というか砂でやってるんですか?
伊藤 試合は一応芝なんだけど、でもほぼハゲてるから。
――土にちょっと芝生が生えているような感じですかね。
伊藤 そう、むしろあれだったら全部土の方がいいよ。中途半端に芝があるからイレギュラーするしね。ラインがないところで練習試合やったプロ選手って俺くらいだよ(笑)
――ラインが無いとどうやって試合を進めるんですか?
伊藤 ラインだけでなくて、ゴールも枠だけあってさ、ネットがないの。もう入ったのかも分からないしさ。
「ゴール前にデカい牛いるよ!」って言ったらマネージャーが「よし分かった!」って言って、木の棒を持ってお尻をペチペチ叩いて牛を追い出して。
他にもグラウンドにデカい岩みたいなのが落ちてて、なんだこれ邪魔くさいなって言って、どけようとしたら、近くにいたおばちゃんが「ごめんね~!バイクの練習をしてた」って言って。 ネパールでサッカーはすごい人気があるから練習試合が始まったら、村人がザーッって来るんだよ。
さっきのおばちゃんとかさ、そういう人が集まって来て、ピッチの周りに子供とかも来て、勝手にピッチができるの。 線(ライン)はないけど、ギリギリの所にみんな座ったりするからさ、それで大体のライン代わりになってくれてね。
――人がライン代わりに(笑)
伊藤 コーナーキックとかスローインする時におばちゃんとか子供に「ちょっとどいて!」とか言って、どいてもらったスペースから蹴ったりしてね。
――なんかその光景が頭に浮かびます(笑)
伊藤 ネパールはもう環境っていうのは悪かったけど、人も良かったし、嫌なイメージはなくて楽しかったけどね。サッカーするには大変だったけど。
――砂とか土のグランドじゃないですか。何を履いていたんですか?固定式のスパイクなんですか?
伊藤 ここまで来たら何を履いても一緒(笑)
――固定だろうが、トレシューだろうが。
伊藤 フットサルシューズだろうが、トレシューだろうがあんなグラウンドなら一緒だよ(笑)
――あとブルネイとかも面白いですよね!凄くシャワールームが豪華だったり、給料も良いのに肝心のサッカーボールが足りなくて、壇さんがシンガポールへ買いに行ったりとかしていたじゃないですか。
伊藤 国自体は凄いお金があるし、高級車が支給されたり、かなり待遇は良かったんだ。王族のチームだったしね。そんなチームでもボールが3つしかないとかあったね。 決してお金がないわけじゃないんだけれど、ボールは1個あったらいいじゃんみたいな感覚なんだと思う。
あと空気入れもないからボコボコのボールでやってたりとか、俺もそういうのはちゃんとして欲しいから、自腹切ってボールを買ったりとか、空気入れを買ったりとかしてたよ。 練習着とかそういうのもないからね。たぶん買おうと思ったらすぐに買えるのに着るものはあるんだからいいじゃんみたいな感じだと思う。
――この感覚は面白いですよね!確かにみんなバラバラの服で練習していましたよね。
伊藤 ベッカムって書いてある服を着てる奴とか、ブラジル代表のユニホームがいたりさ、色もバラバラで訳わからないんだ。誰でも練習参加できるからさ、1番ビックリしたのはジャージじゃなくて、ジーパン履いてきた奴がいたんだよね。
ジーパンでサッカーグラウンドに入ってくるの?って。しかもサングラスかけてるの。サングラスかけてウォーミングアップしてるんだよね。しかもティアドロップのサングラスでさ、スポーツ用じゃないしみたいな(笑)
――半端ないですね!なめてるんですかね。
伊藤 なめてるのか分からないけど、気にしてないんじゃない。サッカーできればいいみたいな。そのくせスパイクはちゃんとしたの履いててね。
練習の時のチーム分けもわからないから、服着ているチームと上半身裸のチームに分けて、お前ら上半身裸になれって言って。ビブスを買うお金は持っているけど、そこにお金をかけない感じだったね。
Vol.4へ続く http://king-gear.com/articles/516
写真/菅優樹、伊藤壇