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NPB2軍に試験導入予定の“タイブレーク制”って?オリックスの注目ルーキーの記録も紹介

2025年シーズンに向けて、2024年シーズンの日本プロ野球を振り返る。今季より2軍で試験的に導入される予定のタイブレーク制についての話題もピックアップする。※トップ画像/PhotoAC

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オリックスルーキー古田島投手、連続無失点プロ野球タイ記録を達成

パ・リーグ千葉ロッテマリーンズの益田直也投手。2024年6月26日の楽天戦で今シーズン10セーブ目を挙げ、これで球団最多の通算228セーブを達成した。益田について「体が強いのはもちろんだが、抑えだけじゃなく中継ぎでの起用もある中で、メンタルも非常に強い選手だと感じた」と野球解説者・五十嵐氏もコメント。

若手投手の注目は、オリックス・バッファローズのドラフト6位・古田島成龍。6月23日の西武戦を無失点で抑え、プロデビューから22試合連続無失点でプロ野球タイ記録を達成した。2009年に21試合連続無失点を記録した五十嵐氏は「中継ぎや抑えの選手は、スタートダッシュが大切。最初に失点すると防御率が上がってしまうので、受け身になってしまう。しっかり抑えられると気持ちに余裕が生まれて、いろんなことに挑戦できる」と自身の経験からも語っていた。

“タイブレーク制”は日本プロ野球にも本格導入される?

現在、メジャーリーグで採用されている“タイブレーク制”。日本プロ野球でも2軍で試験的に導入される予定だ。

タイブレークとは、延長10回からは無死二塁でスタートするというルール。もともとメジャーリーグでは、無制限で延長を行っていたが、2020年のコロナ禍にシーズンが短縮されたことからタイブレーク制が導入され、現在も継続されている。

日本の場合は延長12回までと決まっているため、選手や観客にもそんなに負担は無い。そのうえで五十嵐氏は「ピッチャーの負担は減るでしょうね。中継ぎ陣は通常の試合でも、無死2塁で投げることも多いので、そのことに対しての心配はないと思う」とコメントした。長年、試合時間の短縮が課題に上がるなかで、実際にタイブレーク制が本格導入されるのか、今後の動向にも注目だ。

 


「ABEMA バズ!パ・リーグ #13(ゲスト五十嵐 亮太)」(2024年6月28日配信)より

※記事内の情報は放送当時の内容を元に編集して配信しています