FW는 「타이밍과 포지셔닝」이 소중히 전 브라질 대표의 프란사씨도 에일! 하세가와 타로 씨가 「킹 오브 스트라이커 제 2 회 대회」를 개최
元Jリーガーの長谷川太郎さんが主催するイベント、「キング・オブ・ストライカー」の第2回大会が都内で開催された。 日本サッカー界が長年の課題としている「決定力不足」の解消や、ストライカーの育成に重点が置かれた独自ルールで行われた今大会あいにくの天候のなかで行われた大会の様子と、主催者の長谷川氏、そして大会ゲストのフランサさん(元ブラジル代表)のゴールに対する考え方や、未来のサッカー界を背負う子どもたちに向けたメッセージを紹介する。
백조 준이치
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2020/01/23
元Jリーガーの長谷川太郎さんが主催するイベント、「キング・オブ・ストライカー」の第2回大会が、都内で開催された。
試合はフットサルコートを用いた3対3の試合形式(1チーム4人以上)で行われ、GKはなし。そして、正面が塞がれたゴールなど、独自ルールが採用されている。
大会で使われる特徴的なゴール。得点を奪うには、コーナーへのコントロールが求められる。
試合の行方を見守る長谷川太郎さん(右)とフランサさん(左)
前回大会に引き続きフランサさんがゲストで登場。熱心な子どもたちから「もっとゴールを獲るにはどうすればいいか?」などの質問に、熱心に答える姿が印象的だった。
雨が降りしきる難しいコンディションのなか、PK戦にまでもつれる接戦を制し、大会優勝を掴み取ったペガサス。
ー ーストライカーを養成するという「キング・オブ・ストライカー」の試みや、大会の感想を教えて下さい。
フランサ:「ストライカーを養成する」という取り組みは、非常に素晴らしいこと。次のステップとしてはGKとの駆け引きが重要だと思うので、実際のサッカーの環境を想定した要素もあると、さらに良くなると思います。
ブラジルにはどこでもサッカーが出来る環境が整っています。日本にも公園はたくさんありますが、ゴールがあり、きちんとしたサッカーの練習が出来る環境はかなり少ない。このあたりは、日本全体が抱えている課題であると個人的には感じます。
雨の中、子どもたちにアドバイスを送るフランサ氏
ー ー子どもたちのプレーを見た率直な印象を教えて下さい。彼らが将来、プロ選手として成功を収めるためには、どのように日々の練習に取り組めばいいですか?
フランサ:雨天の今回大会は、球足が速くなりやすいコンディションのため、ボールのコントロールが難しかったように感じました。良い選手になるには、いろいろなピッチコンディションでプレー出来ないといけません。晴天だった第1回大会と併せて、異なるピッチコンディションでの皆さんのプレーを見られた点は良かったです。
今回の出場された方のなかには、将来良いプレーヤーになりそうな選手、得点力を備えた選手もいました。まだまだ伸び盛りですし、筋肉やラントレーニングなどに加え、止める・蹴るなど基本的な部分を徹底的に伸ばしていくと良いと思います。
私が子供の頃は、ロマーリオ(元ブラジル代表)のプレーを見て、彼の動き方やシュートなどを参考に、繰り返し練習していました。
今だとYoutubeやInstagramなどでプレーを見る機会は沢山あるので素晴らしいプレーを学ぶことが出来ます。是非参考にしてみてください。
第1回大会の様子はこちら
하세가와:ゴールサイドを狙ってシュートを打つ選手、ボールを受ける前からゴールを意識する選手が多くいました。もう少しこぼれ球への意識を持つことが出来ると、さらにゴールが生まれると感じています。
攻撃の時には、常にゴールから逆算して、プレーすることが大切。しっかりと狙いを持って、ゴールにチャレンジする経験を積み重ねていくと良いでしょう。
私が小学生だった頃は、リフティング・ドリブル・シュートの練習を多く行っていました。そのおかげで、ボールへのインパクト(ミート力)・アジリティー・ボールタッチがとても上達し、ゴールへの意識も高まりました。たくさんの失敗と成功を経験しながら、自分の武器を身につけてもらえたら嬉しいです。
「キング・オブ・ストライカー」設立のきっかけは、長谷川さんが選手を引退して間もない時期に、サッカー日本代表の敗戦を目の当たりにしたことにあるそうだ。ゲストのフランサさんに、日本人選手の印象についてもお伺いした。
ー ーフランサさんが現役時代に感じた、日本人選手のプレーや、決定力についての印象を教えて下さい。
フランサ:当時の日本人プレーヤーは、ハードワークに長けていましたが、フィニッシュのタッチが苦手な選手が多いという印象でした。
例えば、クロスの練習の時、本来なら10回中7~8回決めるべき練習でも3~4回しか決められなかったりしていました。それが試合にも影響していることがあったように感じます。
でも最近は、私が現役でプレーしていた当時よりも改善してきているように思います。日本代表のプレーを見ていると、それは顕著です。
MGP(得点王)とMIS(最も印象に残ったストライカー)には、フランサさんからトロフィーが手渡された。
ー ー今年は東京オリンピックが行われます。多くの有名サッカー選手のプレーを生で見るチャンスでもありますが、どんなプレーを参考にすれば良いでしょうか?
하세가와:私も子供の頃、三浦知良選手やキャプテン翼の大空翼くん岬太郎くんまで、さまざまな選手に憧れ、真似をした時期を経て、今に至っています(笑)。
純粋に観戦してワクワクしたプレーや、「格好良い」と思った選手の立ち振る舞いを真似してもらえたらと思います。
フランサ:一番大切な事は、自分をよく知ることです。自分がどんな選手になりたいのかを知ったうえで、参考になる選手のプレーを真似することが大切だと考えます。 ストライカーとして大切なのは、『正しいタイミングで正しいポジションにいること』。
私はキャリアのなかで、オフサイドにかかったことはほとんどありません。それは常にDFとパサーの動きをよく見てタイミングを見計らい、動き出しを意識していたからです。
もし、ストライカーを目指すのであれば、スター選手のゴールを決める為の動きだしやポジショニングを見て、何度も練習することが良いと思います。
第3回大会は、2020年の東京オリンピック以降に行われる(長谷川さん談)とのこと。世界トップレベルのプレーに触れた子どもたちの成長にも期待したいところだ。
第1回大会の様子はこちら
【写真提供】TRE2030 STRIKER ACADEMY
日本サッカー界が長年の課題としている「決定力不足」の解消や、ストライカーの育成に焦点が当てられたこの大会。かつてJ2で日本人得点王に輝いた実績を持つ長谷川さんの、経験を元にしたノウハウが詰め込まれている。
試合はフットサルコートを用いた3対3の試合形式(1チーム4人以上)で行われ、GKはなし。そして、正面が塞がれたゴールなど、独自ルールが採用されている。
大会で使われる特徴的なゴール。得点を奪うには、コーナーへのコントロールが求められる。
試合の行方を見守る長谷川太郎さん(右)とフランサさん(左)
前回大会に引き続きフランサさんがゲストで登場。熱心な子どもたちから「もっとゴールを獲るにはどうすればいいか?」などの質問に、熱心に答える姿が印象的だった。
雨が降りしきる難しいコンディションのなか、PK戦にまでもつれる接戦を制し、大会優勝を掴み取ったペガサス。
ー ーストライカーを養成するという「キング・オブ・ストライカー」の試みや、大会の感想を教えて下さい。
フランサ:「ストライカーを養成する」という取り組みは、非常に素晴らしいこと。次のステップとしてはGKとの駆け引きが重要だと思うので、実際のサッカーの環境を想定した要素もあると、さらに良くなると思います。
ブラジルにはどこでもサッカーが出来る環境が整っています。日本にも公園はたくさんありますが、ゴールがあり、きちんとしたサッカーの練習が出来る環境はかなり少ない。このあたりは、日本全体が抱えている課題であると個人的には感じます。
雨の中、子どもたちにアドバイスを送るフランサ氏
ー ー子どもたちのプレーを見た率直な印象を教えて下さい。彼らが将来、プロ選手として成功を収めるためには、どのように日々の練習に取り組めばいいですか?
フランサ:雨天の今回大会は、球足が速くなりやすいコンディションのため、ボールのコントロールが難しかったように感じました。良い選手になるには、いろいろなピッチコンディションでプレー出来ないといけません。晴天だった第1回大会と併せて、異なるピッチコンディションでの皆さんのプレーを見られた点は良かったです。
今回の出場された方のなかには、将来良いプレーヤーになりそうな選手、得点力を備えた選手もいました。まだまだ伸び盛りですし、筋肉やラントレーニングなどに加え、止める・蹴るなど基本的な部分を徹底的に伸ばしていくと良いと思います。
私が子供の頃は、ロマーリオ(元ブラジル代表)のプレーを見て、彼の動き方やシュートなどを参考に、繰り返し練習していました。
今だとYoutubeやInstagramなどでプレーを見る機会は沢山あるので素晴らしいプレーを学ぶことが出来ます。是非参考にしてみてください。
第1回大会の様子はこちら
하세가와:ゴールサイドを狙ってシュートを打つ選手、ボールを受ける前からゴールを意識する選手が多くいました。もう少しこぼれ球への意識を持つことが出来ると、さらにゴールが生まれると感じています。
攻撃の時には、常にゴールから逆算して、プレーすることが大切。しっかりと狙いを持って、ゴールにチャレンジする経験を積み重ねていくと良いでしょう。
私が小学生だった頃は、リフティング・ドリブル・シュートの練習を多く行っていました。そのおかげで、ボールへのインパクト(ミート力)・アジリティー・ボールタッチがとても上達し、ゴールへの意識も高まりました。たくさんの失敗と成功を経験しながら、自分の武器を身につけてもらえたら嬉しいです。
「キング・オブ・ストライカー」設立のきっかけは、長谷川さんが選手を引退して間もない時期に、サッカー日本代表の敗戦を目の当たりにしたことにあるそうだ。ゲストのフランサさんに、日本人選手の印象についてもお伺いした。
ー ーフランサさんが現役時代に感じた、日本人選手のプレーや、決定力についての印象を教えて下さい。
フランサ:当時の日本人プレーヤーは、ハードワークに長けていましたが、フィニッシュのタッチが苦手な選手が多いという印象でした。
例えば、クロスの練習の時、本来なら10回中7~8回決めるべき練習でも3~4回しか決められなかったりしていました。それが試合にも影響していることがあったように感じます。
でも最近は、私が現役でプレーしていた当時よりも改善してきているように思います。日本代表のプレーを見ていると、それは顕著です。
MGP(得点王)とMIS(最も印象に残ったストライカー)には、フランサさんからトロフィーが手渡された。
ー ー今年は東京オリンピックが行われます。多くの有名サッカー選手のプレーを生で見るチャンスでもありますが、どんなプレーを参考にすれば良いでしょうか?
하세가와:私も子供の頃、三浦知良選手やキャプテン翼の大空翼くん岬太郎くんまで、さまざまな選手に憧れ、真似をした時期を経て、今に至っています(笑)。
純粋に観戦してワクワクしたプレーや、「格好良い」と思った選手の立ち振る舞いを真似してもらえたらと思います。
フランサ:一番大切な事は、自分をよく知ることです。自分がどんな選手になりたいのかを知ったうえで、参考になる選手のプレーを真似することが大切だと考えます。 ストライカーとして大切なのは、『正しいタイミングで正しいポジションにいること』。
私はキャリアのなかで、オフサイドにかかったことはほとんどありません。それは常にDFとパサーの動きをよく見てタイミングを見計らい、動き出しを意識していたからです。
もし、ストライカーを目指すのであれば、スター選手のゴールを決める為の動きだしやポジショニングを見て、何度も練習することが良いと思います。
第3回大会は、2020年の東京オリンピック以降に行われる(長谷川さん談)とのこと。世界トップレベルのプレーに触れた子どもたちの成長にも期待したいところだ。
第1回大会の様子はこちら
【写真提供】TRE2030 STRIKER ACADEMY