則本、羽根田も好感触!“革新的ミッドソール”搭載のアディダス最新ランニングシューズ『ALPHAEDGE 4D』発売
アディダスは、最新イノベーションにより開発された異次元構造の革新的ミッドソール「ADIDAS 4D(アディダス フォーディー)」を搭載した、最新ランニングシューズ『ALPHAEDGE 4D(アルファエッジ フォーディー)』を11月17日より発売。その発売を記念し、14日に都内にて新商品発表会が開催された。ゲストには、プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの則本昂大とカヌーの五輪銅メダリスト・羽根田卓也が出席。実際にシューズを履いた感想と、来シーズン・東京五輪へ向けた意気込みをそれぞれ語った。
사토 主祥
|
2018/11/17
◆革新的ミッドソール「ADIDAS 4D」とは?
「ADIDAS 4D」は、アディダスが17年にわたり蓄積したアスリートデータの分析結果を基に、Digital Light Synthesis(デジタルライト合成)テクノロジーを活用して開発。光と酸素で作り上げられた異次元構造の革新的ミッドソールとなっている。
このデジタルライト合成により、次世代の3Dプリントともいうべき製造工程が可能になり、マイクロメーター単位でミッドソールをデジタル設計しているのだ。
また、「ADIDAS 4D」の入り組んだグリッド構造は、細かいグリッドがバネのような推進力を発揮し、広がるグリッドが着地の衝撃を分散。そして、ピンと張った高さのあるグリッドが、足をシューズの中央に固定し、横方向への動きを正確にサポートするのが特徴だ。
これにより、ハードなトレーニングやワークアウトの際も、緻密に制御された反発力を発揮することが可能となる。
◆Digital Light Synthesis(デジタルライト合成)について解説
Digital Light Synthesis(デジタルライト合成)とは、光と酸素を制御し、部品の高速製造を実現する、Carbon社(アディダスと2017年4月にパートナーシップを発表)独自の光反応プロセスとプログラマブル樹脂により、実現可能となった革新的な3Dプリンティング技術のこと。
これにより、フットウェアのパーツをデジタル製造できるようになり、試作品や金型成型を行う必要がなくなった。それによって、手作業での処理が大幅に削減され、圧倒的な製造スピードを実現可能とした。
◆「ADIDAS 4D」の進化したデザイン
デザイン面においては、従来の製造プロセスでは不可能とされてきた、複雑に入り組んだデザインが実現可能となったため、adidasのデザイナー、スポーツ科学者、エンジニアにとって創造の幅が大きく広がった。
また、求められる動きやクッション性、安定性、快適性のレベルを精密に反映した、単一構造のミッドソールが製造可能に。長い目で見れば、アスリートそれぞれの生理学的なデータや要望に応じたパフォーマンスが出せるよう、各シューズを仕立てることも可能となったのだ。
◆最新ランニングシューズ『ALPHAEDGE 4D』の特徴
『ALPHAEDGE 4D』のアッパーには軽量なFORGEFIBER(フォージファイバー)を用いたプライムニットを採用。
TPUコーティングされ、糸の一本一本がミリ単位で編み上げられたアッパーは、継ぎ目の無いソックスのように足を包み込み、糸の角度や密度に変化をつけることで、どんな動きにもサポート力とフィット感をもたらしてくれる。
アウトソールには耐久性の高いコンチネンタルラバーを採用し、路面コンディションや天候に関わらず、安定した摩擦力を発揮し、急な切り返しや加速にも対応可能となった。
◆則本昂大・羽根田卓也が登場!プロのアスリートから見る『ALPHAEDGE 4D』とは?
新商品発表会には、楽天のエースでもあるプロ野球選手・則本昂大と、リオデジャネイロ五輪銅メダリストのカヌースラローム選手・羽根田卓也がゲスト出演。
アディダス契約アスリートでもある両選手は、同社製の黒いジャージを身にまとい、当イベントの目玉でもある『ALPHAEDGE 4D』を履いてステージに登壇した。
実際に履いた感想を聞くと、則本は「非常に軽いですし、デザインがかっこいいです。トレーニングの時もそうですけど、普段でも履けるような、そんな靴になっているんじゃないかなと思います」と語ると、自身の足型が甲高でスマートな靴は履けないと明かした上で「すごくホールド感があるんですけど、全然きつくないですし、長く履いていても疲れない靴だと思いますね」と日本人に多いと言われる足型にも対応することを説明した。
一方の羽根田は「まずこのシューズを見て最初に思ったのが、“このソール、どうやって作ったんだろうな”ということ。実際に履いてみて、ソールのこのテクノロジーもそうなんですけど、アッパーの部分がすごく足を包み込んでくれる感じがあって。それですごく力がソールの方に伝わって、地面を踏む際に心地良い反発感があるな、という感覚がありましたね」とソール・アッパーともに絶賛していた。
また、現在は陸上やウエイトをメインでトレーニングを積んでいるという羽根田。この『ALPHAEDGE 4D』の発売を受け「今はカヌーにはあまり乗らず、陸上トレーニングが圧倒的に多いので、このシューズも十分に活用できるんじゃないかと思っています。ランニングだけじゃなく、アスリートに対応したソールだということで、走るのが楽しみですね」と実際にトレーニングでも使用することも明かした。
そして、2018年のプロ野球ドラフト会議にて、弟・佳樹が楽天から育成ドラフト2位で指名され、契約に合意したことが発表された。そのことについて則本は「まさか同じユニホームを着て野球をするとは思っていなかったので、変な感覚ですね(笑)。でも彼はまだ育成という形なので、まずは支配下に向けて頑張って欲しいなと思います」と兄からエールを送った。
最後に、羽根田は東京五輪に向け「五輪で使用されるコースができ次第、日本に滞在して、そこでトレーニングを積んでいきたいと思います。もう2年切りましたので、万全な準備で臨めるように頑張りたいです」と意気込むと、則本は「2018シーズンは本当にプロ野球生活の中で一番不甲斐ない、悔しい成績だったので、その悔しさを忘れないように来シーズンは臨みたい。チームのみんな、そしてファンみなさんと一緒に最高のシーズンにしたいと思います。勝つ!!!」と気合十分な様子だった。
ランニング愛好家のみならず、様々な競技にもフィットするアディダスの最新ランニングシューズ『ALPHAEDGE 4D』。その機能性だけでなく、どんな服装・ウエアにも合うデザインも好印象だ。
そんな、今後のシューズ界を席巻するであろう『ALPHAEDGE 4D』を、ぜひその足で体感してみてはいかがだろうか。
글 · 사진 / 사토 主祥
취재 협력 / 아디다스 재팬
【상품 정보】
●商品名:ALPHAEDGE 4D (アルファエッジ フォーディー)
●サイズ展開:25.0cm~31.0cm
●片足重量:約368g(27cm)
●発売日:2018年11月17日(土)
●自店販売価格:¥38,000(税別)
●取扱い店舗:アディダス オンラインショップ(https://shop.adidas.jp/4d/)
アディダス ブランドスコアストア 渋谷・原宿・新宿・大阪、atmos Shibuya、ABC-MARTグランドステージ銀座・原宿