“Jリーグ内定者”の現役高校生がスパイクへのこだわりを語りつくす! Vol.4 生駒仁(鹿児島城西)、安藤瑞季(長崎総合科学大附属) 編
今年も残すところあと僅か。高校3年生にとっても、3年間を締めくくる時期に差し掛かって来た。残る大きな公式戦は第96回全国高校サッカー選手権大会となった。 今年の高校サッカーにおいて、J1・J2チームに入団が内定した選手は、現時点で21名。長崎総合科学大附属のFW安藤瑞季もプロ入り濃厚とされており、彼が決まれば、合計22名となる。 今回はこの中から10名をピックアップし、その選手のプレーの特徴とスパイクへのこだわりを聞いてみた。
안도 隆人
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2017/12/28
生駒仁(鹿児島城西→横浜Fマリノス、DF、アディダス・エース)
185cmの高さを誇り、空中戦の強さと対人の強さを発揮するCB。1年時からレギュラーに抜擢されると、その高い身体能力を活かして、メキメキと頭角を現して行った。
1年当時、3年生には兄・稀生(大阪学院大)がおり、兄弟CBコンビとして兄からノウハウを学べたのも大きかった。昨年は兄が卒業し、「自立しないといけない」と、精神的な成長を誓った。
そして今年はキャプテンに就任をすると、責任感が芽生え、コーチングの面でも周りを牽引する存在となった。
しかし、今予選決勝では幼なじみでライバルでもある高橋大悟を擁する神村学園に延長戦まで戦い抜くも、PK戦の敗退。この試合で無失点に抑え、存在感は放ったが、PK戦ではキックを相手GKに止められるなど、悔しさの残る結末となった。
「悔しい。でも、次の舞台でもっと大きな存在に慣れるように頑張りたい」
卒業後は横浜Fマリノスに入団が内定している。
「中澤選手のような偉大な選手がいるところでプレーをして、いろんなものを吸収して行きたい」と語ったように、今度は4年連続フルタイム出場を続ける偉大な先輩となる中澤佑二に教えを乞うて、さらなる飛躍を誓う。
◎スパイクインタビュー
*3月インタビュー収録
生駒:年代別代表に選ばれたときに履かせてもらったのですが、凄く自分に合っているなと思ったので、ずっとこれを履いています。
ーーどの点が自分に合っていると思ったのですか?
生駒:フィット感ですね。僕は自分の足へのフィット感をスパイクに求めています。
ーーエースを履くまでは、何を履いていたのですか?
生駒:いろんな物を履いていました。アンダーアーマーのフリーリーだったり、アディダスのエックスだったりを履きました。
フリーリーは靴底の足の型がしっかりと自分に合っていて、ズレにくかったのですが、それ以上にエースの足へのフィット感がよく感じたんです。足の甲が包まれると言うか、全体をカバーしてくれている感が凄く気に入っています。
(以下・動画参照)
安藤瑞季(長崎総合科学大附属→未定、FW、アシックス・エックスフライⅡ)
彼はここで紹介する9人と違って、まだプロ内定はもらっていないが、高校ナンバーワンFWと称され、U-18日本代表のFWでもある男を、Jクラブが放っておくわけがない。
現在、セレッソ大阪、FC東京、ベガルタ仙台のJ1の3チームが激しい争奪戦を繰り広げている最中だ。
「プロで勝負をしたい」と本人も語っているように、プロ入りは濃厚だが、まだ決まっていないだけに、この獲得レースはさらに白熱の一途をたどっている。
彼の持ち味は屈強なフィジカルとボディーバランス、そしてスピードもあって、前への推進力が凄まじいこと。
トラップやボールコントロールも上手く、個で打開できるし、周りとのパス交換から裏に抜け出してゴールを決めることも出来る。
U-18日本代表では技術レベルが高い選手の中でも、スムーズに連携をとりながらゴールを狙って行くプレーを披露した。相手DFの前に身体をねじ込む技術も高く、アタッキングサードで優位なポジションを確保して、確実に仕留める。
このポテンシャルの高い屈強なストライカーは、どこに進路を決めるのか。その動向に大きな注目が集まる。
◎ 스파이크 인터뷰
安藤:これは旧型で、もうⅢが出ているのですが、僕の中ではⅡがいいです。理由はⅢはかかとのソールが狭くなっていて、かつつま先がはがれやすいんです。でもⅡは強度が高くて、発売当初から履いているのもあって、ずっとこれにしています。
ーーずっとアシックスですか?
安藤:中学時代まではミズノのモレリアを履いていたのですが、高校に入ってからチームもアシックスなので、そうしました。Ⅲも少し改良するらしいので、それはかなり気になります(笑)。
ーースパイクを選ぶ上でかかとがポイント?
安藤:そうですね、僕は靴ズレをしやすいので、かかと部分が細いより、少し余裕があった方が良いんです。横もワイドなのが履きやすいです。
ーーかかとは堅い方がいい?それとも柔らかい方が良いですか?
安藤:外側が堅くて、内側が柔らかい方が良いですね。
ーーそれはやっぱりかかと重心だからですか?
安藤:そこは分からないのですが、つま先もかかとも両方使うと思います。つま先に関しては、僕は絶対に人工皮革より天然皮革が良いんです。
足に馴染ませたいタイプなので、ちょっときつめのピチピチな状態で履いて、そこから自分の足に馴染ませて行きたいんです。
ーー他にこだわりはありますか?
安藤:ポイントは丸型が良いですね。ポイントが多い方が僕の足に負担がかからないんです。長崎総合科学大附属では僕が長い距離をスプリントする機会が多いので、なるべく足に負担がかからない、丸ポイントで多いのが合っています。
(※ 아래 동영상 참조)
Vol.5に続く。
185cmの高さを誇り、空中戦の強さと対人の強さを発揮するCB。1年時からレギュラーに抜擢されると、その高い身体能力を活かして、メキメキと頭角を現して行った。
1年当時、3年生には兄・稀生(大阪学院大)がおり、兄弟CBコンビとして兄からノウハウを学べたのも大きかった。昨年は兄が卒業し、「自立しないといけない」と、精神的な成長を誓った。
そして今年はキャプテンに就任をすると、責任感が芽生え、コーチングの面でも周りを牽引する存在となった。
しかし、今予選決勝では幼なじみでライバルでもある高橋大悟を擁する神村学園に延長戦まで戦い抜くも、PK戦の敗退。この試合で無失点に抑え、存在感は放ったが、PK戦ではキックを相手GKに止められるなど、悔しさの残る結末となった。
「悔しい。でも、次の舞台でもっと大きな存在に慣れるように頑張りたい」
卒業後は横浜Fマリノスに入団が内定している。
「中澤選手のような偉大な選手がいるところでプレーをして、いろんなものを吸収して行きたい」と語ったように、今度は4年連続フルタイム出場を続ける偉大な先輩となる中澤佑二に教えを乞うて、さらなる飛躍を誓う。
◎スパイクインタビュー
*3月インタビュー収録
生駒:年代別代表に選ばれたときに履かせてもらったのですが、凄く自分に合っているなと思ったので、ずっとこれを履いています。
ーーどの点が自分に合っていると思ったのですか?
生駒:フィット感ですね。僕は自分の足へのフィット感をスパイクに求めています。
ーーエースを履くまでは、何を履いていたのですか?
生駒:いろんな物を履いていました。アンダーアーマーのフリーリーだったり、アディダスのエックスだったりを履きました。
フリーリーは靴底の足の型がしっかりと自分に合っていて、ズレにくかったのですが、それ以上にエースの足へのフィット感がよく感じたんです。足の甲が包まれると言うか、全体をカバーしてくれている感が凄く気に入っています。
(以下・動画参照)
安藤瑞季(長崎総合科学大附属→未定、FW、アシックス・エックスフライⅡ)
彼はここで紹介する9人と違って、まだプロ内定はもらっていないが、高校ナンバーワンFWと称され、U-18日本代表のFWでもある男を、Jクラブが放っておくわけがない。
現在、セレッソ大阪、FC東京、ベガルタ仙台のJ1の3チームが激しい争奪戦を繰り広げている最中だ。
「プロで勝負をしたい」と本人も語っているように、プロ入りは濃厚だが、まだ決まっていないだけに、この獲得レースはさらに白熱の一途をたどっている。
彼の持ち味は屈強なフィジカルとボディーバランス、そしてスピードもあって、前への推進力が凄まじいこと。
トラップやボールコントロールも上手く、個で打開できるし、周りとのパス交換から裏に抜け出してゴールを決めることも出来る。
U-18日本代表では技術レベルが高い選手の中でも、スムーズに連携をとりながらゴールを狙って行くプレーを披露した。相手DFの前に身体をねじ込む技術も高く、アタッキングサードで優位なポジションを確保して、確実に仕留める。
このポテンシャルの高い屈強なストライカーは、どこに進路を決めるのか。その動向に大きな注目が集まる。
◎ 스파이크 인터뷰
安藤:これは旧型で、もうⅢが出ているのですが、僕の中ではⅡがいいです。理由はⅢはかかとのソールが狭くなっていて、かつつま先がはがれやすいんです。でもⅡは強度が高くて、発売当初から履いているのもあって、ずっとこれにしています。
ーーずっとアシックスですか?
安藤:中学時代まではミズノのモレリアを履いていたのですが、高校に入ってからチームもアシックスなので、そうしました。Ⅲも少し改良するらしいので、それはかなり気になります(笑)。
ーースパイクを選ぶ上でかかとがポイント?
安藤:そうですね、僕は靴ズレをしやすいので、かかと部分が細いより、少し余裕があった方が良いんです。横もワイドなのが履きやすいです。
ーーかかとは堅い方がいい?それとも柔らかい方が良いですか?
安藤:外側が堅くて、内側が柔らかい方が良いですね。
ーーそれはやっぱりかかと重心だからですか?
安藤:そこは分からないのですが、つま先もかかとも両方使うと思います。つま先に関しては、僕は絶対に人工皮革より天然皮革が良いんです。
足に馴染ませたいタイプなので、ちょっときつめのピチピチな状態で履いて、そこから自分の足に馴染ませて行きたいんです。
ーー他にこだわりはありますか?
安藤:ポイントは丸型が良いですね。ポイントが多い方が僕の足に負担がかからないんです。長崎総合科学大附属では僕が長い距離をスプリントする機会が多いので、なるべく足に負担がかからない、丸ポイントで多いのが合っています。
(※ 아래 동영상 참조)
Vol.5に続く。