“Jリーグ内定者”の現役高校生がスパイクへのこだわりを語りつくす! Vol.2 杉山弾斗(市立船橋)、福元友哉(市立船橋)編
今年も残すところあと僅か。高校3年生にとっても、3年間を締めくくる時期に差し掛かって来た。残る大きな公式戦は第96回全国高校サッカー選手権大会となった。 今年の高校サッカーにおいて、J1・J2チームに入団が内定した選手は、現時点で21名。長崎総合科学大附属のFW安藤瑞季もプロ入り濃厚とされており、彼が決まれば、合計22名となる。 今回はこの中から10名をピックアップし、その選手のプレーの特徴とスパイクへのこだわりを聞いてみた。
안도 隆人
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2017/12/19
杉山弾斗(市立船橋→ジェフユナイテッド千葉、DF、ナイキ・マーキュリアル)
名門・市立船橋において、1年時から出番を掴んだ男は、その強烈な左足を駆使して、次々とチャンスを作り出すだけでなく、ペナルティーエリアの外からでも容赦なくゴールを狙って来る。
選手権予選準決勝の八千代戦で見せた右からのカットインミドルは圧巻の一言だった。
U-18日本代表でも左サイドバックとして、積極果敢な仕掛けとクロス、シュートと披露。市船仕込みのハードワークと球際の強さも併せ持っており、よりスケールアップが楽しみな存在だ。
キャプテンとしてチームを率いた今年は、インターハイ予選決勝で流通経済大柏に敗れ、インターハイでも決勝で流通経済大柏と戦う前の準決勝で日大藤沢に後半アディショナルタイムに同点に追いつかれてのPK負け。
選手権予選でも決勝で流通経済大柏に敗れるなど、悔しい思いの連続だった。
しかし、前半戦は最下位に転落していた高円宮杯プレミアリーグイーストにおいて、最終節を待たずして残留を決め、責務は果たした。千葉では味わった悔しさを活かし、かつU-19日本代表としても躍動が期待される。
◎ 스파이크 인터뷰
杉山:特にこだわりは無いですが、中ズレがするスパイクは嫌ですね。メーカーは正直どこでもいけますね。今はナイキを履いていますが、代表ではアディダスを履きますし、高校選抜ではプーマを履いても、どれも全く問題がありませんでした。
もちろんどのスパイクも足にフィットするまでは痛いときもあるのですが、馴染んでしまえば問題ないので…。僕もなんでなのか分かりません。
―珍しいですね、何でも問題ないなんて(笑)
杉山:僕の足は全然繊細じゃないんですよ(笑)。何でもいけます(笑)
―これまでどんなスパイクを履いて来たんですか?
杉山:メーカーはいろいろですね。今履いているナイキもそうですし、プーマはパラメヒコで、アディダスはパティーク、ミズノはソニックウェーブ、アシックスのDSライトも履きました。
―ナイキになってからは何を履いて来たのですか?
杉山:ナイキは最初ティエンポだったのですが、ティエンポがちょっと壊れやすいなという印象だったんです。プレースタイル上、どうしても左足のクロスや強いキックを蹴る機会が多くて、右足のグリップがかなり深くて強いんです。
なので、そこで左足の内側のソールが剥がれたり、右足のグリップの部分が壊れたり…。それでヴェイパーにしてみたら、ちょっと壊れづらいので、去年の夏からずっとヴェイパーを履いています。
(※ 아래 동영상 참조)
福元友哉(市立船橋→ファジアーノ岡山、FW、ナイキ・マジスタ)
まさに今年覚醒したストライカーと言えよう。「ポテンシャルは相当高い。化けてくれることを期待している」と、昨年途中に2年生ながら朝岡隆蔵監督にエースストライカーになることを任命され、レギュラーに抜擢された。
180cmの高さと鋭い裏への抜け出しを期待されての抜擢だったが、プレミアイーストの柏U-18戦で挙げたヘッドの1点に留まり、選手権では不発に終わり、杉岡大暉(湘南ベルマーレ)と原輝綺(アルビレックス新潟)を擁した市船は、2回戦で準優勝した前橋育英に0−0のPK戦の末に敗れた。
選手権2試合で福元はノーゴールだった。「自分が点を獲らなかったせいで、先輩達の選手権を終わらせてしまった」。責任を痛感した彼は、今年に入り最初はそれが空回りし、ゴールから遠ざかってしまった。メンバーからも外される事態まで追い込まれたが、「もうやるしかない」と開き直れたこともあり、インターハイ予選を境に得点力が一気に開花をした。
インターハイでは2回戦から準々決勝まで3試合連続4得点をマーク。プレミアイーストでもヘッド、ターンシュート、ワンタッチシュートとパターン豊富にゴールを重ね、ついに名実共に市船のエースストライカーに成長。プロ入りも勝ち取った。覚醒まで時間がかかった分、これからの伸びシロは絶大。岡山では1年目からの出番を狙う。
◎ 스파이크 인터뷰
福元:動きやすさが一番ですね。
僕はHG(土などのハードコート用)ではなく、FG(天然芝用)を使っているのですが、FGの方がターンをしやすいので、自分の得意な裏への抜け出しがしやすいイメージがあります。
―やっぱりターンやグリップを使った動きの感触を大事にしているんですね。
福元:横のグリップは重要ですね。昨年度の選手権で履いていたスパイクは、ポイントの上の部分が取れてしまって、すべって転んでしまうこともありました。
―取れちゃうくらい強いグリップ力なんですね。
福元:そうだと思います。かなり力を入れるので。
(※以下動画参照)
vol.3に続く。中村駿太(青森山田)、渡井理己(静岡学園)編
名門・市立船橋において、1年時から出番を掴んだ男は、その強烈な左足を駆使して、次々とチャンスを作り出すだけでなく、ペナルティーエリアの外からでも容赦なくゴールを狙って来る。
選手権予選準決勝の八千代戦で見せた右からのカットインミドルは圧巻の一言だった。
U-18日本代表でも左サイドバックとして、積極果敢な仕掛けとクロス、シュートと披露。市船仕込みのハードワークと球際の強さも併せ持っており、よりスケールアップが楽しみな存在だ。
キャプテンとしてチームを率いた今年は、インターハイ予選決勝で流通経済大柏に敗れ、インターハイでも決勝で流通経済大柏と戦う前の準決勝で日大藤沢に後半アディショナルタイムに同点に追いつかれてのPK負け。
選手権予選でも決勝で流通経済大柏に敗れるなど、悔しい思いの連続だった。
しかし、前半戦は最下位に転落していた高円宮杯プレミアリーグイーストにおいて、最終節を待たずして残留を決め、責務は果たした。千葉では味わった悔しさを活かし、かつU-19日本代表としても躍動が期待される。
◎ 스파이크 인터뷰
杉山:特にこだわりは無いですが、中ズレがするスパイクは嫌ですね。メーカーは正直どこでもいけますね。今はナイキを履いていますが、代表ではアディダスを履きますし、高校選抜ではプーマを履いても、どれも全く問題がありませんでした。
もちろんどのスパイクも足にフィットするまでは痛いときもあるのですが、馴染んでしまえば問題ないので…。僕もなんでなのか分かりません。
―珍しいですね、何でも問題ないなんて(笑)
杉山:僕の足は全然繊細じゃないんですよ(笑)。何でもいけます(笑)
―これまでどんなスパイクを履いて来たんですか?
杉山:メーカーはいろいろですね。今履いているナイキもそうですし、プーマはパラメヒコで、アディダスはパティーク、ミズノはソニックウェーブ、アシックスのDSライトも履きました。
―ナイキになってからは何を履いて来たのですか?
杉山:ナイキは最初ティエンポだったのですが、ティエンポがちょっと壊れやすいなという印象だったんです。プレースタイル上、どうしても左足のクロスや強いキックを蹴る機会が多くて、右足のグリップがかなり深くて強いんです。
なので、そこで左足の内側のソールが剥がれたり、右足のグリップの部分が壊れたり…。それでヴェイパーにしてみたら、ちょっと壊れづらいので、去年の夏からずっとヴェイパーを履いています。
(※ 아래 동영상 참조)
福元友哉(市立船橋→ファジアーノ岡山、FW、ナイキ・マジスタ)
まさに今年覚醒したストライカーと言えよう。「ポテンシャルは相当高い。化けてくれることを期待している」と、昨年途中に2年生ながら朝岡隆蔵監督にエースストライカーになることを任命され、レギュラーに抜擢された。
180cmの高さと鋭い裏への抜け出しを期待されての抜擢だったが、プレミアイーストの柏U-18戦で挙げたヘッドの1点に留まり、選手権では不発に終わり、杉岡大暉(湘南ベルマーレ)と原輝綺(アルビレックス新潟)を擁した市船は、2回戦で準優勝した前橋育英に0−0のPK戦の末に敗れた。
選手権2試合で福元はノーゴールだった。「自分が点を獲らなかったせいで、先輩達の選手権を終わらせてしまった」。責任を痛感した彼は、今年に入り最初はそれが空回りし、ゴールから遠ざかってしまった。メンバーからも外される事態まで追い込まれたが、「もうやるしかない」と開き直れたこともあり、インターハイ予選を境に得点力が一気に開花をした。
インターハイでは2回戦から準々決勝まで3試合連続4得点をマーク。プレミアイーストでもヘッド、ターンシュート、ワンタッチシュートとパターン豊富にゴールを重ね、ついに名実共に市船のエースストライカーに成長。プロ入りも勝ち取った。覚醒まで時間がかかった分、これからの伸びシロは絶大。岡山では1年目からの出番を狙う。
◎ 스파이크 인터뷰
福元:動きやすさが一番ですね。
僕はHG(土などのハードコート用)ではなく、FG(天然芝用)を使っているのですが、FGの方がターンをしやすいので、自分の得意な裏への抜け出しがしやすいイメージがあります。
―やっぱりターンやグリップを使った動きの感触を大事にしているんですね。
福元:横のグリップは重要ですね。昨年度の選手権で履いていたスパイクは、ポイントの上の部分が取れてしまって、すべって転んでしまうこともありました。
―取れちゃうくらい強いグリップ力なんですね。
福元:そうだと思います。かなり力を入れるので。
(※以下動画参照)
vol.3に続く。中村駿太(青森山田)、渡井理己(静岡学園)編