元・日本代表、槙野智章&柏木陽介が選ぶ「日本代表歴代ベストイレブン」とは?
国際A代表に出場した600人以上の選手陣。「ABEMAスポーツタイム」#56では、槙野智章&柏木陽介が選ぶ「日本代表歴代ベストイレブン」を発表。中学3年生からたびたび同じ指導者の下でサッカーをしてきた二人が世代を超えた日本代表ドリームチームを作っていく。※トップ画像出典/VCG via Getty Image
中学3年生、高校3年生は同じクラスでユース時代を過ごし、サンフレッチェ広島、浦和レッズで長きにわたり共にプレーしてきた柏木と槙野。どのようなドリームチームになったのだろうか。
柏木陽介は自分たちが繋いでいけるチーム編成に
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柏木は、西川周作選手(GK)、長友佑都選手(DF)、冨安健洋選手(DF)、吉田麻也選手(DF)、内田篤人氏(DF)、遠藤航選手(MF)、遠藤保仁氏(MF)、香川真司選手(MF)、小野伸二氏(MF)、本田圭佑選手(MF)、高原直泰氏(FW)を“柏木JAPAN”として選出。
「遠藤航選手を軸に考えて、ビルドアップをメインにできるチームを作った。引くとかカウンターとかでなく『自分たちが繋いでいけるやろ!』ってチームでお互いが全力を出し合って試合することを考えて選びました。本田選手を起点に遠藤保仁選手、小野選手へパスで繋ぎつつ、香川選手で仕掛けたり。右を起点にして左で仕掛けていく戦略」と柏木は熱く語った。
選出された選手について槙野からは「一緒にプレーしたメンバーが多いよね」とコメント。「そうですね。やっぱり同世代から上にかけて好きな選手が多いですし、どうしても感情が入ってしまった。一番最初に選んだ選手は遠藤航と西川選手ですね。」と語った。
槙野智章が本田圭佑選手を選出した理由
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これに対して“槙野JAPAN”は、西川周作選手(GK)、長友佑都選手(DF)、冨安健洋選手(DF)、吉田麻也選手(DF)、酒井宏樹 選手(DF)、遠藤航選手(MF)、原口元気選手(MF)、本田圭佑選手(MF)、香川真司選手(MF)、岡崎慎司氏 (FW)、大迫勇也選手(FW)という結果に。
槙野は「2018年W 杯ロシア大会やクラブで一緒だったメンバーの中で、ボールを動かすということはもちろんですが、とにかく各ポジションのスペシャリストを並べた。中盤の4枚、遠藤選手、香川選手、本田選手、原口選手は流れの中でどこのポジションを変えてもできるメンバーだと思います。攻撃型の選出ですね」とチーム構成を語った。
加えて「キャラクター性のある選手を選んだ。それから最初に選んだ選手は、僕の場合、本田選手。彼は言わばピッチ上の監督。強烈なリーダーシップのある方なので、いいプレーするときはもちろんダメなときにみんなを集合させて変えていく姿を何度も見てきた。」と証言した。
振り返ると二人の選出はほとんど同じ結果に
さらに、後半残り20分スコア0-0で 1 人だけ交代するなら誰?という問いには二人とも三苫薫選手を挙げた。柏木は「世界で通用するドリブラーは彼だけ。三苫選手が大学生の時に、僕が在籍していた浦和レッズと練習試合をしたことがあって。その時に『こんなバケモノいるんだ』と本気で思ったし、相当上手かったので、『キミ、本当 に上手いね』と言っちゃった(笑)」と振り返った。
改めて日本代表とはどんな存在か
柏木は「日本代表ををやるためにサッカーをやってきたので、特別な場所ですし、日の丸を背負ってた瞬間は忘れられない」
槙野は「成長させてくれる場所です。そこを目指してサッカーしてきた。(柏木と学生時代に)同じ生活していて紙に『日本代表になる』ってよく書いたよね」と当時の寮生活を振り返り合っていた。
「ABEMAスポーツタイム』
タイトル:#56
配信日:2024年10月6日(日)22:00~ 毎週日曜日配信
内容: スポーツ界をにぎわせている話題から最新情報まで、番組ならでは視点で取り上げる"スポーツ"が一層面白くなる番組。
※記事内の情報は配信時点の情報です