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골을 지키는 그 앞으로! 후쿠다 사오리가 도전하는 축구로 이루어지는 빛나는 여성들의 미래 vol.3

여성 선수로서 많은 여성에게 있어서의 롤 모델이 되고 싶다--그렇게 바라는 후쿠다 사오리에게 있어서, 축구는 단순한 경기를 넘은 존재다. 그녀는 축구를 통해 여성들에게 건강과 자신감을 전달해 누구나 활약할 수 있는 사회를 구축하기 위한 수단으로 파악하고 있다. WE리그가 내세우는 '꿈과 삶의 다양성이 넘치고, 한사람 한사람이 빛나는 사회의 실현'이라는 이념에 공감해 후쿠다는 그 미래를 믿고 도전을 계속하고 있다. 주니어 청소년 시절부터 우라와 레즈에서 플레이해 그녀의 긴 손발과 높은 신체 능력을 구사해 골을 지키는 모습은 그녀의 노력과 신념을 상징하고 있다. 미쓰비시 중공 우라와 레즈 레이디스의 일원으로서, 후쿠다가 그리는 미래와는--그 생각에 다가갔다. ※톱 화상 촬영/나가타 케이

상이케다 텟페이 | 2024/09/26

趣味を活かして――ファンとの新たなつながりを生むお菓子作りへの挑戦

最近の女子サッカー人気について、プレイヤーとして実感しているのは、スタジアムに足を運んでくれるファンの中に、同年代やそれより若い女の子たちが増えていることです。

試合中、観客席で自分の背番号「12」のユニフォームを着て応援してくれている姿を見ると、本当に嬉しくて、感慨深いものがあります。自分のプレーや行動が少しでも彼女たちに影響を与えているのかな、と感じることもあります。これからも彼女たちの憧れであり続けたいし、サッカーを通じて夢を与える存在でありたいと思っています。

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촬영/나가타 케이

女子サッカーの人気をさらに高め、自分自身の認知度を広げるために、今後挑戦してみたいことはいくつかあります。もちろん、もっと多くの人に自分を知ってもらいたいという気持ちが強いですが、今応援してくれているファンの方々に直接恩返しをしたいという思いもあります。

その一環として、ファンクラブを作ることを考えています。ファンクラブを通じて、ファンの皆さんともっと近い距離でつながり、「このファンクラブは素敵だな」と思ってもらえるような場を作りたいです。それが広がっていくことで、自然と認知度も高まるのではないかと期待しています。

さらに、私の趣味でもあるお菓子作りやパン作りを活かした新しい挑戦もしてみたいと考えています。試合前にファンが立ち寄って、試合中に楽しんでもらえるようなお菓子やパンを作って販売することができたら、ファンとの新しいつながり方が生まれるのではないかと思っています。

自分が好きなことを通じて、ファンの皆さんともっと深く関わることができたら、さらにサッカーを楽しんでもらえるんじゃないかと考えています。

昨年の悔しさを糧に――開幕への強い決意と新たな挑戦

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촬영/나가타 케이

今年の開幕に向けては、昨年の悔しさをバネにして、より一層頑張りたいという強い意志があります。昨年は怪我があって、せっかく代表に選んでもらったのに、怪我で離脱してしまい、その後も怪我が長引いて、試合に出られても思うようなプレーができませんでした。

今年こそは、もし試合に出られたら、無失点でチームに貢献したいと強く思っています。そして、サッカー以外の活動も広げていって、昨年以上に集客などの面でもチームに貢献できるよう努力していきたいです。

怪我や思うようなパフォーマンスが出ない時、アスリートとしてのメンタルに大きな影響を受けることがあります。そんな時、私は無理に何かをしようとせず、あえて何も考えずに過ごすようにしています。家にこもって、映画やアニメをひたすら観てリラックスすることが多いですね。考えすぎると、どうしても悪い方向に思考が向かってしまうので、一度その状況から離れてリセットすることが大切だと感じています。

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촬영/나가타 케이

最近はアニメにハマっていて、『弱虫ペダル』や『ハイキュー!!』など、青春や部活動、チームワークを描いた作品を観て、自分も元気をもらっています。こういった作品を観ると、「自分もチームとして頑張ろう」という気持ちが湧いてきます。レッズの選手たちもアニメ好きが多く、朝からアニメや映画の話題で盛り上がることがよくあります。これもチームの一体感を高める要素のひとつだと感じています。

一体感と熱意が生む強さ――浦和レッズレディースの特別なチーム文化

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©URAWA REDS

浦和レッズレディースの魅力については、何よりもチームの雰囲気が特別だと思います。本当にみんな仲が良く、サッカーを楽しんでいるという雰囲気が強く伝わってきます。「レッズ」という名前が示す通り、チーム全体が熱くて、楽しそうにサッカーをしているのが印象的です。プレー中は厳しさもありますが、みんながサッカーを心から愛していて、その気持ちがピッチに現れています。

それぞれ個性豊かな選手が集まっている中でも、みんなが一体感を持って「赤」という色に染まっている感じがします。他のチームと比べても、レッズの雰囲気は特別で、練習に参加した他の選手からも「レッズは明るくてやりやすいし、みんな仲が良い」と言われることが多いです。そのたびに、「やっぱりレッズは素晴らしいチームなんだ」と感じ、自分がこのチームの一員であることに誇りを持っています。

そうしたチームの一体感が、タイトル獲得に繋がり、強いチームでプレーすることが自信にもなっています。自信を失うとマイナス思考に陥りがちですが、チームメイトが励ましてくれることで「よし、また頑張ろう」という気持ちになれます。そういった仲間からのサポートが、本当に力強く、私にとって大きな支えになっています。

女性アスリートとしての使命――憧れと希望を届ける存在に

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촬영/나가타 케이

最後に、女性アスリートとして、私は女性たちにとって憧れの存在になりたいと強く思っています。サッカーに限らず、女性が元気や生きる力を感じられるような存在になれたら嬉しいです。

今のWEリーグもそうですが、女性が自信を持って活躍できるような社会を作るために、自分のプレーや活動を通じて貢献していきたいです。見ている方が「こういうことをやってほしい」と思うことがあれば、ぜひSNSなどで声をかけてください。皆さんの意見を取り入れて、より良い活動をしていきたいと考えていますので、どんどん提案していただけると嬉しいです。


福田 史織
2002年6月13日、埼玉県出身。プロサッカー選手。浦和の三郷立花キッカーズに所属し、浦和レッズレディースジュニアユース、浦和レッズレディースユース、2020年にトップチーム登録。2021年に浦和レッズレディース、そして三菱重工浦和レッズレディースに所属。浦和レッズレディースユース在籍中の2020年9月にリーグ初出場、2022年10月にはWEリーグデビューを果たす。長い手足と身体能力を活かしたセービングは、チームメイトで元なでしこジャパンの安藤梢選手に「トビウオセーブ」と名付けられる。目指す選手はチームメイトでなでしこジャパンの経験を持つ池田咲紀子。

Photo:Kei Osada