【해설】3대회 연속으로의 메달 획득 “유도 남자 81kg급”금메달 나가세 귀규
유도 남자 81kg급의 나가세 귀규 선수는, 결승전에서 조지아 대표의 타트·그리가라시빌리 선수를 소외 깎기로 꺾고, 금메달을 획득했다. 동메달 2016년 리오 올림픽, 금메달 도쿄 2020과 3대회 연속 메달 획득이 됐다. ※톱 이미지 출처/Getty Images
出典/Europa Press via Getty Images
3大会連続のメダル獲得、2大会連続の金メダル獲得を目指す永瀬選手は、初戦でウルグアイ代表のライアン・アプラアミアン選手を上四方固の合わせ技一本、2回戦でトルコ代表のベダト・アルバイラク選手を内股の技ありで下し準々決勝に駒を進めた。
출처/Getty Images
準々決勝では、ベルギー代表のマティアス・カス選手をゴールデンスコアの末、得意の大外刈りで破った。
출처/Getty Images
準決勝の相手であるイタリアのアントニオ・エスポジト選手との試合では、1分15秒に支釣込足、2分30秒に寝技でそれぞれ技ありを奪い、危なげなく勝利を収めた。
출처/Getty Images
決勝戦の相手は、世界選手権3連覇中のタト・グリガラシビリ選手。永瀬選手は1分50秒に谷落で技ありを奪って試合を優位に進め、2分48秒には再び谷落で一本を奪取。5試合で相手に1ポイントも奪われない圧倒的な強さを見せ、81kg級で初となるオリンピック連覇を成し遂げた。
<パリ五輪の戦績>
1回戦:ライアン・アプラアミアン/○袖上四方固(合わせ技一本)
2回戦:ベダト・アルバイラク/○内股(技あり)
準々決勝:マティアス・カス/○大外刈り(技あり)
準決勝: アントニオ・エスポジト/○上四方固(合わせ技一本)
決勝: タト・グリガラシビリ/○谷落(一本)
<프로필>
永瀬選手は長崎県長崎市出身の1993年生まれ。6歳から柔道を始め、初出場となった2013年のグランドスタムで優勝して注目を集めると、2015年にはワールドマスターズや世界柔道で優勝を果たすなど、着実に戦績を積み重ねていった。
출처/Getty Images
初めてのオリンピックの舞台となった2016年リオ大会は、準々決勝でUAE代表のセルジュ・トマ選手に敗れ、敗者復活戦に回って3位に。メダルは獲得したものの、悔いの残る結果となった。この雪辱を果たすべく臨んだ東京2020では、ゴールデンスコアにもつれ込む試合が何度も続く中、激闘を制して金メダルを獲得。東京2020以降は、2023年のグランドスラムで3回戦で姿を消すなど、国際舞台で結果がでない時期が続いた。そういった逆境を乗り越えて辿り着いたパリの舞台で、ベテランは圧倒的な強さを見せつけ、日本の柔道史に名を刻んだ。
<コメント>
81kg級初の連覇。3大会連続のメダル獲得。偉業達成となった勝因について永瀬選手は、「自分を信じて戦うことのみを意識した」と述べた。「自分なんかが連覇を達成できるとは思っていなかったのですが……諦めないことの大切さを身をもって感じました」。強さが圧倒的なゆえに、コメントの謙虚さがより際立つものとなった。