Osa 0210 1

〈Pilgrim Surf+Supply〉や〈B:MING by BEAMS〉などのブランドで一気に垢抜けるメンズのスタイリング術

シンプルなアイテムの組み合わせが多くなる夏は、着こなしのバリエーションが少なくなってしまいやすい。気温も高く汗もかきやすい時期でもあるので、清潔感や爽やかさもハズせない。そこで他では手に入らない限定アイテムやユニークなコラボデザインなど、幅広いラインナップで人気が高い〈Pilgrim Surf+Supply〉や〈B:MING by BEAMS〉などのアイテムを使い、スタイリスト高橋 愛さんに夏をおしゃれに乗り越えるためのメンズコーデを教えてもらった。※メイン画像:撮影/長田慶

Icon group 2 高橋 愛 | 2024/08/05

個性を引き出す大人な柄スタイル

Thumb osa 0163
シャツ(ビーミング by ビームス) パンツ(ニードバイヘリテージ × ビーミング by ビームス)撮影/長田慶
花柄ほどの派手さがなく、大人も着こなしやすいボタニカル柄のシャツ。あまり主張しすぎない柄なので、柄シャツ初心者の方にもおすすめ。ただ柄物アイテムのスタイリングは一歩間違えるとごちゃごちゃして見えやすい。

Thumb osa 0165
撮影/長田慶
絵柄が大きくなると華やかになるので、柄シャツへの苦手意識がある方は小さめの柄を選ぶか、配色をダークトーンでシンプルにまとめることで、モードテイストに着こなせる。トップスとしてはもちろんのこと、さらっと羽織りとしても使えるので、シーズン問わず重宝する1枚だ。

「夏になると着たくなる柄シャツ。ペイズリー柄はトレンド関係なく使える柄ですが、大人がこの柄を取り入れる時に気をつけたいのは、上品さを忘れないこと。アイテムが多めだとごちゃごちゃした印象になるので、潔くシンプルにまとめるのがコツです。」(高橋さん)


문의처
ビームス公式オンラインショップ
https://www.beams.co.jp/

シーズンレスで楽しむ大人の一枚


Thumb osa 0210
Tシャツ(カツオデザイン × ピルグリム サーフ+サプライ) パンツ(ビーミング by ビームス)スニーカー(ヴェジャ) 撮影/長田慶
今や定番アイテムの仲間入りを果たしているワイドパンツ。トレンドスタイルに仕上げるなら、パラシュートデザインのワイドパンツを選ぶといい。いつものスタイリングのパンツをこれに変えるだけで、周りとの差別化ができる。パラシュートパンツは膝まわりにタックが入っているデザインのものが多い。無地のトップスでももちろんおしゃれに決まるのだが、よりおしゃれ度を高めるなら、今回合わせたようなロゴやプリントTシャツ、ハーフジップのアイテムなどがおすすめ。

Thumb osa 0185
(左から)サンダル(ウーフォス)スニーカー(ヴェジャ)サンダル(リグ × ビーミング by ビームス)撮影/長田慶
今の季節に合わせてサンダルを選んだが、はきたいシーズンでスニーカーやブーツなど変えれば、長く楽しめる。

「カーキのパラシュートパンツ はカジュアル度の高いアイテム。ストリートに落とし込む時は、カーキの持つ無骨な感じと相対するカラーをぶつけてみるのもおすすめです。普段着にくいカラーもこんなスタイリングなら取り入れやすさもUPします。」(高橋さん)


문의처
ビームス公式オンラインショップ
https://www.beams.co.jp/

Thumb osa 0222
撮影/長田慶

動きやすさと洒落感を両立


Thumb osa 0395
シャツ(ビーミング by ビームス) ショーツ(ビーミング by ビームス) キャップ(アンビアンス)撮影/長田慶
きちんとして見えるけど、黒やネイビーにはない温かみのある上品さはブラウンの良さ。ほかのアイテムをたくさん盛り込まずとも、おしゃれにまとまるのも粋なポイントだ。
いたってシンプルなTシャツとハーフパンツのセットアップはサイズ選びが大切。もちろん、ジャストサイズでおしゃれに着こなせるのがいいとは思うが、あえて身体にフィットしないオーバーサイズを選ぶことで、シルエットにリズムを生み出し、こなれたスタイリングが楽しめる。しかしすべてのアイテムをサイズアップしてしまうと、だらしない印象になってしまうので、カジュアルときれいめのバランスを意識するといい。締め色をプラスするのも参考にしたい。

「ポロシャツはこのところまたアツいアイテム。襟付きトップスはきれいにまとめるより、ショートパンツで少しカジュアルにまとめるのが気分です。セットアップ風に上下でカラーを合わせ、ビビッドカラーの小物を差し色にコーディネートのポイントにしてみました。」(高橋さん)


문의처
ビームス公式オンラインショップ
https://www.beams.co.jp/

Styling:Ai Takahashi
Photo:Kei Osada
Edit & Writing:Reina Kitayama